第15回 人を育てチームで業績を上げるリーダーとなれ!

<信頼される人になれ>

ラポール形成の法則に対しての姿勢③

前回からの続きです。

私たちは人間界にある法則に、無意識のまま対峙しています。

例えば、誰かから自慢話を聞いた時に、「凄いですね!さすが〇〇さんは一味違いますね!」なんて、心にもないお世辞をつい言ってしまうこと。

逆に、本当に感心してあれこれとその話を深く聴き入ってしまうこと。

このちがいが分かりますか?

誰かの誕生日に、プレゼントをしないといけないと思いながらプレゼントを渡すこと。

逆に、本当に何かプレゼントをしたくてしたくてたまらなくてプレゼントを渡すこと。

このちがいです。

身近な話でいきましょうか。

あなたが事務所でパソコンをしている時に、部下が出勤してきて挨拶をしてくれた時に、あなたはキーボードを叩きながら「おう!おはよう!」とだけ挨拶をすること。

逆に、キーボードを叩く手を止めて目を見て、「おはよう!今日も元気にやってくれよ!」なんて言いながら笑顔で挨拶をすること。

分かりましたでしょうか?

同じ、話を聴くこと、プレゼントをすること、挨拶をすることなのに、片方は適当であり片方は本気です。

片方は適当に話を聞き、適当にプレゼントをして、適当に挨拶をするという姿勢です。

もう一方は本気で話を聴き、本気でプレゼントをして、本気で挨拶をするという姿勢です。

ラポール形成の法則に対しての姿勢はこの2種類があります。

“適当”か“本気”か?

人間界に存在する法則には“本気”で対応しようということです。

“適当”とはその時だけで、現象の表面にだけ対応することです。

“本気”とは継続的に、現象の根本に対応することです。

その“適当”か“本気”かで、自分の未来が大きく変わってきます。

次回は別の例をお話しします。

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