年配社長の本気の想い

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。


今日はとあるパチンコ店の、とある社長の昔の話です。

その会社は、パチンコ店を一店舗だけを経営する中小企業です。

そして、その社長の年齢は50代後半、若いとはいえない年齢です。

次期社長には息子さんの予定で、営業部長の立場で店長と共に、店舗の切り盛りをしていました。

社長は運営に口を出すことはなく、ホール事務所にも顔を出すこともなく、影からホールを見るだけで全ては息子の采配に任せていました。

しかし、業績は良いとは言えるものではなく、日に日に稼動が落ちていっている状況でした。

このままでは駄目だ!という危機感が、社員の間で充満している中、社長はリニューアルオープンをすることを決断したのです。

内装も大幅に変えてのイメージチェンジを図り、機械も大量に入れ替えることにしました。

社運を賭けた、リニューアルの準備の始まりです。

内装をいじるので、遊技台は全台外して倉庫へ保管します。

その台の搬出時に、50歳を過ぎたおっさんが、大汗をたらしながら遊技台を運んでいるのです。

一般社員やアルバイトスタッフは、

「誰や!あのおっさんは!?

 業者ももっと若いもんを連れて来んかいな!

 ほんまに倒れそうやんけ!」

と思っていた様です。

ところが、そのおっさんこそが社長であることを知らされ、驚き!!!!!ました。

そして、その社長の姿を見ている内に、何とも言えない感情が湧いてきたのです。

手を抜きながら搬出をしていた従業員も、「社長があそこまでしているのに俺らは何してるんや!!」と憤慨しはじめました。

大声で、「みんな!気合入れていくど!」と叫ぶ者も出てきました。

主任や店長はその憤慨し、気合の入った従業員を見て涙が出てきたそうです。

そして何より、息を切らしながら遊技台を運んでいる社長の姿に感動し、涙をボロボロ流しながら一緒に運んだそうです。

社長の本気度が、全スタッフへと伝わっていったのです。

また、その姿を見たアルバイトスタッフも、気合が入らないわけがありません。

女性スタッフも涙を流しながら、備品や小物の片づけをしています。

社長は一言も話をすることは無く、搬出が終わると帰っていきました。

けれど、社長は・・・・・

一言も話をせずに、全従業員を本気にさせたのでした。

それからの従業員の頑張りは、目を見張るものがありました。

これで失敗すれば終わり!

失敗するわけにはいかないという、社長の本気の行動に答えるために!

最強のチームとして、オープン初日を迎えたのでした。

今ではその社長60歳を回り、社長の座を退いています。

息子さんが社長となり、今も社長の想いを引き継いでいる様です。


あなたの会社の従業員は本気になっていますか?

野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成

株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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