ノミニケーション①

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。

今日は“ノミニケーション”がテーマです。

私は組織を運営していく上で、ノミニケーションを大切にするタイプです。

ただ、そのノミニケーションといっても、やたら部下と飲みに行って、騒げば良いというものではないとも思っています。

今回は、そのノミニケーションに関しての、とある部長ととある店長のエピソードです。

とある店長は、部下とのコミュニケーションを大切に考え、部下を集めての食事会もよく開催していました。

飲んでは馬鹿なことを言い合って、本当に仲の良い集団になっていました。

ところが、それが仕事に活かされていないのです。

従業員同士のプライベート面も、お互いに知り尽くしている仲なのですが、ミーティングをすると話が脱線して何も決まらないのです。

営業面への提案意見もほとんど出ることがありません。

日々、楽しく仕事をしている!

それだけの集団になってしまっていたのでした。

店長は一人悶々としていました・・・・・

こんなに時間とお金を使って、みんなの意見を吸い上げているのに・・・・・

これだけコミュニケーションを活発に取って、お互い本音で言い合える様にしているのに・・・・・

なぜ?

仕事につながらないのだろう?

店に出た時には元気よく働いてくれてはいる・・・・・

けれど、新しい提案もないし意見もない・・・・・

何が間違っているのだろう・・・・・?

そう悩んでいる時に、店長会議で本部に出掛けることになりました。

3店舗の企業ですので、店長会議といっても、業績発表で終わるのではなく、より深く話し合いができる雰囲気です。

そこで、その店長はその悩みを打ち明け、他の店長にもアドバイスをもらいながらも、自らも考えていました。

・少し“なあなあ”になってきているのは、自分に威厳がないからかな?

・ノミニケーションなんて、ない方が良いのかな?

・そもそも自分に、リーダーとしての資質がないんじゃないのか?

と、マイナス方向に思考が傾いてきてしまっていました。

3人の店長は、ああだこうだ!と言い合いながら、その日の店長会議は修了となりました。

その時に部長が言いました。

「今日は俺と店長3人でノミニケーションな!

 この後、すぐに居酒屋に行くから!」

と。

長くなりそうなので、次回に続きます。

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野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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