決断するからリーダー

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。

店舗でNO.2の立場の副店長がいました。

次期店長として期待をされているのですが、期待されたまま昇格もしないままでした。

昇格できない大きな理由は・・・・・

自分が中心となりミーティングなどを開催するのですが、意見を出し合うだけで何も決定しない・・・・・という理由がありました。

そして、部長とこんな会話になりました。

「なんで何も決定しないんや?」

「A主任にはA主任の考え方がありますし、B君にはB君の考え方があるので・・・・・」

「色んな考え方があるのはええことやろ?

 で、副店長の意見もあるわけやろ。

 それらをすり合わせて決定していかんと、結局何も決まらずミーティングそのものが無駄になってしまうんやないか?」

「はい。

 でも、私の意見が正しいわけでもないんで、それを押し付けるのも良くないと思いまして・・・・・」

「そこが副店長の優しさであり、甘さなんやな~

 ええか、今はこれが正しいと言えるものはない時代や、結果が出て初めて良かったのか?悪かったのか?分かるんやで。

 また、リーダーはこの複数の丸の中から、どれが最も正確な丸なんかを決断する立場なんやぞ。

 どれが最も綺麗な丸なんか?

 こっちとも言えるしあっちとも言える。

 その状態でこれや!これでいく!って決断するからリーダーなんや。

 決断した後も不安やぞ。

 これで良かったんかな?

 あっちの方が丸やったんやないやろか?ってな・・・・・

 その苦しい状況に立ち向かえるからリーダーであり、だからこそ店長になれるんや。

 今はそんな大きな課題で決断することはないわけやろ。

 ミーティングで出てくる課題に関して、店長から権限移譲してもらって副店長が仕切ってるんやから・・・・・

 間違えたら、また方向修正すればいいだけなんやから、間違いを恐れず決定していけよ!」

「はい、分かりました。」

という感じでした。

副店長の中には、「自分が決断する!」という概念がありませんでした。

権限移譲をしてもらっていたにも関わらず、リーダーとしての自覚がなかったのです。

ここから自分が決断するということを意識し始めました。

部長は、まずは小さなことからでもいいので、副店長に決断することを覚えていってほしかったのですね。

あなたの部下は、小さなことから決断することを始めていますか?

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野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成

株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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