店長がスロットの設定漏洩?②

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。

昨日からの続きです。


「店長がスロットの設定漏洩①」はこちら!

スロットの設定漏洩の疑惑がかかった店長に、部長が目と目を合わせ・・・・・

ジッと見据えたまま、問い掛けました。

「店長!ほんまにしてないんか!!!???」

「部長!ほんまにしてません!!」

「ほんまにしてないんやな!?

 信じても大丈夫やな!?」

「はい!大丈夫です!

 証言してる人間とも会いますし無実を証明してみせます!

 信じて下さい!!」

しばしの沈黙の後・・・・・

良かったーーー!!!

 お前がしてたら、どうしようかと思ったぞ!」

と、部長も力が抜け、本音をこぼしてしまいました。

そして、事の成り行きを細かく話をしたのです。

簡単に言うと・・・・・

社長の先輩がおり、その先輩の後輩が「そのパチンコ店で打ち子をしているんです!」と話したことからこの騒動が起こったのです・・・・・

設定6を教えてもらって遊技台を預かり、勝った分の何割かをもらっていると・・・・・

それを聞いた先輩が、慌てて社長に連絡をしてきたのでした。

そして、その打ち子と名乗る後輩に、店に来てもらって話を聞くと・・・・・

事実はスロットのセミプロ的な存在のグループから、設定6と思われる台をあてがわれて遊技し、勝った時には小遣いをもらっていたということでした。

それを、どこで話がねじれたのか?店長から教えてもらって・・・・・となってしまっていたのでした。

店長の疑惑は翌日には解消することができ、大きな問題にはなりませんでした。

その後、店長は部長にこんなことを言っていました。

「部長!

 あの時は自分は無実だったので、精神的には焦りもなく、無実の証明なんかすぐできると思っていたので、余裕もあったんですけど・・・・・

 部長が最後に、“良かったー!”って言ってくれたんが凄くうれしかったんですよ。

 部長に心配もかけたので、何が何でもその先輩と後輩に直接会って、話をせなあかんわって!思いました。

 ほんま、嬉しかったです。

 信じてくれてた・・・・・信じようとしてくれてたって感じたんです!」と。

実はこれ、私のパチンコ店時代のエピソードです。

30代前半の頃ですね。

本当に嬉しかったのを覚えています。

あなたは部下にとってどんな上司ですか?

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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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