社員研修ブログ(672号)パチンコ店 女店長!聖子の「社会人の青春」店作り その52「アイディア」

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。

パチンコ店 女店長!聖子の「社会人の青春」店作り その52「アイディア」です。

その51「聖子の想い」はこちら!

すると、聖子は間髪を入れず話し出した。

「そうなんです。
 今までのアーク園田店は、パチンココーナーも賞品コーナーも商品を展示していただけなんです。
 これを売りたいな!と思っても、装飾をして価格の表示をして終わりです。
 商品を売っていたんじゃなかったんです。
 商品を置いていただけだったんです。
 商品を売ろうとせず、展示しているだけで、これは売れないから撤去しようとか・・・・・
 それは、販促活動というか、マーケティングというか、そういうノウハウがなかったからなんです。
 POPひとつとっても、商品名を書いて、写真を入れて、値段を書いて・・・・・
 そんなので売れるわけがないんです。
 今回は店全体のマーケティングを考えていたんですけど、その中の賞品コーナーですら、マーケティングができていないことを実感したんです。
 だから、この賞品の販売においては、新人や主任レベルの人の、マーケティングの勉強のためにもやっていきたいんです。
 今までは、女性のカウンタースタッフに一任してきた感がありますが、任せて放置しているだけだったので、マーケティングも何もなくて、品物の数を揃えておかないといけないから展示だけしてる・・・・・そんなコーナーになっていたんです。
 大型店の様に広いスペースと、大量の賞品アイテムがあれば、それはそれで良いと思うんですけど・・・・・
 うちの様な中小店は、賞品を並べるだけじゃあ・・・・・と思うんです。

 少し、話は戻るんですけど・・・・・
 棚のスペースを貸し出すことも考えているんです。
 色々な作品を預かるというのも一つの方法なんですが・・・・・
 その棚を貸して・・・・・
 お客さんにその棚のオーナーになってもらうんです。
 そこはお客さんが好きな様に装飾をして、好きな商品を売ってもらうんです。
 その場合は、棚のレンタル料を支払っていただいて、商品の売上は棚のオーナーのものです。
 法律的に風俗営業店内で、レンタル料を徴収できるのか?
 第三者が物を販売できるのか?
 それは、調べないと分からないんですが・・・・・駄目だとしても、それが実現できるための方法を考えたいと思っています。

 話はまた、飛ぶんですが・・・・・
 そこまで商品構成を充実させれば、新台入替以外でも、賞品イベントでも広告を出して集客できると思うんです。
 よく賞品イベントでは集客ができない!って言われるんですけど、それは集客できない賞品イベントしかしていないからだと思うんです。
 接客もそうです。
 接客で集客ができないと言われますが、集客できない接客をしているだけだと思うんです。
 接客ではなく、接遇なんですけど・・・・・
 そんなレベルの高い接遇をしているパチンコ店が、どこかにあったのか?と言えば、なかったと思うんです。
 どこもしていないのに、集客はできないって・・・・・
 誰もやり切っていないのに、なぜ?そう断言できるのか?
 私たちは、そこにもチャレンジしたいと思っているんです。
 単に接客や接遇のレベルを上げるというのではなくて、お客さんとの関係性を創造できたなら不可能ではないと思うんです。」

「面白いな!」

松屋社長は呟きながら席を立ち、社長室にある冷蔵庫からペットボトルのお茶を人数分出してきた。

「熱く語っているから、喉が渇くべ?
 まあ、飲みなさい。」

と手渡した。
かなり喉が渇いていたのか?
聖子は半分近くまで一気に飲み干し、再び話し始めた。

「ありがとうございます。
 喉が潤いました。
 他にもアイディアはありまして、朝市もやろうと思っています。
 朝でなくても、昼市や夜市でも・・・・・
 駐輪場のスペースを利用したり、場合によっては店休日に店内でもできないことはないと思うんです。
 これもイベント会社に依頼して商品を集めたり、業者を集めたりするのではなくて、地元の商店と合同で開催したいんです。
 地域内の八百屋や果物屋、肉屋に屋台・・・・・そういう商店と手を組んで・・・・・
 これはこれから話をしに行かなくてはなりませんけど、うちのお客さんで町内会の会長をされている方もいますので、少し聞いてみたんです。
 年配者が多いので、実行するのにしんどがる人もいてると思いますが、息子や娘世代が手伝っている商店も多いらしいんです。
 そういう店では、何かをしたいという想いがあるので、投げてみれば乗ってくる可能性はあると言ってくれています。
 そういった朝一なんかは、パチンコ店に入ることのできない子どもたちと接触できる場だと思うんです。
 その子どもたちこそが、10年後20年後のうちのお客さんですから。
 その子どもたちの記憶の中に残ることが、未来を切り拓くことになると思うんですよ。」

(つづく)

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蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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