おはようございます。

社会人の青春！　蔀（しとみ）晋輔です。

「承認」には3種類あります。

○結果承認
できたことや成功したことを承認する

○経過承認
努力や取り組み姿勢を承認する

○存在承認
存在そのものを承認する

あなたは部下に対して、どこまでの承認をすることができていますか？

これらを表現する行動としては、褒めたり感謝したり、自分の気持ちを伝えることになります。

以前、「部下を褒めることも感謝することもできない！」という主任がいました。

また、その主任自身が「褒められても感謝されても嬉しくない！」とも言っていました。

話を聴くと・・・・・

仕事をして給料をもらっているので、

・出勤するのは当たり前

・指示された仕事をするのは当たり前

・当たり前のことをしているだけなので、褒められて感謝されても嬉しくない

・同じ様に、当たり前のことをしているだけなので、褒めようとも感謝しようとも思わない

ということでした。

あなたはどう思いますか？

その主任の中には、“当たり前”というものが強く植え付けられていました。

その主任は若い頃に、“仕事なのだから、しんどい思いをして当たり前”という時期を過ごしたことによって、そんなビリーフ（信念・固定概念・思い込み）を持つ様になった様でした。

しかし、そんな当たり前の意識を無くさなければ、3つの承認を表現するのは困難ですよね。

本当は当たり前のことなど、何もないのです。

・部下が定時に出勤してきたこと

・部下が指示を出した業務をしたこと

これは給料をもらっているのだから当たり前！ではないのです。

部下は当日欠勤、退職をすることができます。

部下は指示を出されたことを無視することができます。

（※実際に部下からのそういったパワハラで、悩んでいる上司もいるそうですよ・・・・・）

そうではないのなら、奇跡が起こっているんですよ。

・妻が食事を作ること

・子どもたちが元気よく学校に行くこと

・帰宅するとお風呂が沸いていること

当たり前ではないですよ。

・目が目えること

・足で歩けること

・心臓が動いていること

当たり前ではないですよ。

そんな“当たり前”を消し続けることで、自分を承認し、人を承認することができる様になるのでしょう。

あなたは自分自身や人を承認することができていますか？

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株式会社シナジーアーク　代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会　西日本エリア統括兼関西支部長
蔀　晋輔（しとみ　しんすけ）