おはようございます。

社会人の青春！　蔀（しとみ）晋輔です。

前回の「失敗と挑戦とコロナ禍と・・・　Ｖｏｌ．２６」はこちら！

自分は苦手なものを克服した経験がないな！

そんなことを考えていると、長女のことを思い出したのです。

長女は私と同じで逆上がりができませんでした。

私は、私に似たので仕方ないとあきらめていました。

また、長女は絵を描いたり何か作品を作るのが得意でした。

これまた私に似た様で、長女にはこんなことを言っていました。

「別に逆上がりなんかできなくてもいいから！

　お前は絵を描いたり、他に得意なものがあるから、それを伸ばせば十分や！」

自分の経験が、そんな発言になっていたのです。

ところが、長女は逆上がりができる様になりたいと思った様です。

負けず嫌いで、友達ができるのに自分ができないのは嫌だったんですね。

毎日毎日練習していました。

私が休みの日には公園に行こうと誘ってきました。

鉄棒のある公園に行き練習をするのです。

散歩や買い物の途中など、鉄棒のある公園を見かけると「少しだけ練習させて！」と練習していました。

そんなある日・・・・・

娘二人と一緒に公園に行った時のことです。

日曜日で結構多くの子どもやお母さんたちが来ていました。

鉄棒から少し離れたところで日向ぼっこをしながら、ぼんやりと逆上がりの練習をする娘を見ていました。

すろと、何回目かのチャレンジの時に、クルリ！と逆上がりができたのです。

私は、

「おお〜！！できたやんけ〜！！」

と、大声で叫んでしまいました。

周りの子どもや、母親たちがこちらを見るのも気づきました・・・・・汗

長女のところに走っていき、「できた！できた！凄い！」と言い合っていたのです。

私は感動して涙ぐんでしまいました。（笑）

その後は何回か練習をして、普通にできる様になったのです。

私はそんな長女のことを思い出していたのです。

娘たちは逆上がりができる様になったことの嬉しさよりも、私が大声で叫んで周りから注目されたことの恥ずかしさの方が大きかったそうですが・・・・・(笑)

（つづく）

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株式会社シナジーアーク　代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会　西日本エリア統括兼関西支部長
蔀　晋輔（しとみ　しんすけ）