社員研修ブログ(1104号)アルプスの少女ハイジに学ぶ④

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。


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その後も、ハイジとペーターはクララを山へ連れて行った。

最初の日は、ペーターがクララをおんぶして登った。

ペーターはフラフラである。

次の日は、ぺーターは早起きをしてリュック型の椅子を作ってきた。

クララは椅子に座り、その椅子をリュックの様にペーターが担ぐのだ。

これでペーターもクララも楽になった。

最初は山に登るのが楽しくて仕方なかったクララである。

しかし、そういう日が続くとクララの気持ちが変わってきたのだ。

“私は誰かのお世話にならないと何もできない。

 ハイジやペーターはこんなに尽くしてくれる。

 けれど、私は歩けない。

 毎日練習をしているけれど、歩く様になれる気がしない。

 私は何の役にも立てない。”

そう思う様になるのだ。

山に行くのもハイジやペーターはハイテンションだが、クララは・・・・・

おんじはそんなクララを、少し離れて見守っているのであった。

クララが感じているのは “認知的不協和” と言われるものである。

“こうなりたい” と思いながら、現実的には “そうなれていない” 自分。

それに対して、苛立ちを感じてしまうのだ。

それが成長を促す起爆剤でもある。

理想と現実のギャップを埋めるために、自分自身が努力を始めるきっかけである。

しかし、同時に危険もはらんでいる。

自分自身を見つめ、私がもっと練習をして歩く様になるんだ。

と、自分自身に矢印を向けると成長につながる。

けれど、自分以外に矢印を向けると・・・・・

こんな体に生んだ親が悪いんだわ!

幼い時に練習をさせなかった主治医が悪いんだわ!

ハイジやペーターがせかすから、私のやる気がなくなるんだわ!

足が不自由でも便利な社会を作らない国が悪いんだわ!

となり、すべての成長の機会を無くすことになる。

自分が歩く練習をするということをやめてしまう。

また、ハイジやペーターを悪者にすることによって、自分を正当化する “自己防衛本能” が働いてしまうこともある。

私たちは、部下を認知的不協和な状態にしてあげているだろうか?

周りに矢印を向けている間、じっと見守っているだろうか?

自分自身と向き合うまで・・・・・

そういうマイナスになり、プラスへと変換していくという経験を見守っているだろうか?

すぐに楽な道を与え、部下が葛藤するという経験を奪っていないだろうか?

もちろん、おんじの様に助ける準備をしながら!

(つづく)

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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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