社員研修ブログ(1126号)ただ、聴いてくれた上司

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。

第167回 心のビタミン剤です。

研修での風景です。

Aさんは、前職の上司の話をしてくれました。

「私の人生で、最も辛かったのは、彼女に振られた時でした。

 つき合って長かったのですが、会社の都合で遠距離恋愛をすることになりました。

 それでも、大丈夫だと思っていました。

 何度か、こちらに遊びに来るという話があったのですが、私はずっと仕事なので一緒にいられないからと断っていました。

 今思えば、一緒に遊べなくても、私の家にいて留守番をしているだけでも良かったのかもしれません。

 そういうことが積み重なり、別れを告げられました。

 直接会って、別れないでほしいと強く言ったのですが・・・・・無理でした。

 その帰りは、車の中で泣いていたと思います。

 それからは、仕事も手につかず・・・・・もう辞めようかとも思っていました。

 何もかもが嫌になっていたのです。

 そんな時、たまたま本社から来ていた部長が、私の様子を見ておかしいと思ったのでしょう。

 自分の仕事があるにもかかわらず、私を飲みに連れて行ってくれました。

 “どうした?何があった?話すだけでも話してみなさい。”と言ってくれました。

 そこから、私一人で二時間くらい喋っていたと思います。

 その間、部長はひたすら相槌を打ちながら、私の話を聴いてくれていました。

 何の批判もせず、何の評価もせず、これはこうだよ!と私の間違いを正そうともせず。

 もしも、女なんてそんなものだよ!とか、お前が悪かったんだ!などと、言われていたとしたなら、その時点で私は話すのを止めていたと思います。

 気持ちが引けてしまったと思います。

 そうではなくて、ただ、長い時間聴いてくれたのです。

 それだけで、私の心はとても軽くなりました。

 何となく、明日から少しは頑張れる様な気持ちになりました。

 部長からは、明日から頑張れ!という様なフィードバックもありませんでした。

 ただ、僕のことを理解してくれたのです。

 そんなことがあったのか!と・・・・・

 傷付いた私を理解してくれたのです。

 でも、それがあったから、もう一度頑張ろうと思えましたし、精神的にも乗り越えることができました。

 話を耳から聞くのではなくて、本当に心から聴いてもらえるだけで、心が救われることも知りました。

 そんな上司に、心から感謝しています」

と。

私は、人の話を聴けているだろうか?

Aさんの上司が私だったとすれば、彼を救ってあげることができたのだろうか?

そんな気持ちになりました。

人の話を聴いて、その人を理解してあげることだけで人を救うこともできるのです。

言葉で教えることだけが、上司の役目ではないのですね。

そんな素敵な上司になるために、今日も一日、楽しく挑戦していきましょう!

(つづく)

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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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