社員研修ブログ(1138号)営業部長の失敗①

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。


とある営業部長がいました。

成績は優秀で20代の時に部署を任され部下ができました。

その時に大失敗したことがあります。

初めての部下で可愛くて仕方なかったそうです。

可愛い部下に、営業のやり方をたくさん教えて成績を伸ばしてもらいたいと思ったのです。

特に頑張り屋だったA君を育てたいと思ったのです。

そのため、営業に同行する機会を多く作りました。

最初は手本を見せながら、徐々にA君をメインに語らせる様にしたのです。

そして、商談後にフィードバックを行っていました。

「今回の商談はどうやった?」と感想を聞いた後は・・・・・

「じゃあ、今からダメ出しするからな。

 次は改善してレベルアップする様にな。

 この商品の説明の時に、×××と話したけど〇〇〇と言った方が伝わるから、次からは〇〇〇という様に!

 次に・・・・・・・・・・」

とダメ出しをしていたのです。

元々は元気なA君は、営業の同行をする度にレベルが上がるどころか、どんどん元気がなくなっていったのでした・・・・・

「いや~!あの時の私は未熟でした。

 残念ながら、彼を退職に追いやってしまいました。

 成長してほしいから、伝えたいことをすべて伝えていたんですよ。

 彼からすればキャパオーバーだったんですね。

 それに加えて改善すべきところだけを伝えて、彼の良いところをほとんど伝えていなかったんです。

 A君からすれば、私と同行する度に劣っているところを指摘されるわけですもんね。

 アドバイスのつもりだったんですが、アドバイスというのは相手を否定することですよね。

 そんなことにも気づかずに、ずっと彼を否定し続けていたんですよ。

 それと同時に、無意識に自分のコピーを作ろうとしていたんですね。

 こういう話の持っていき方をして、このタイミングでこの話をして・・・・・という自分のパターンを押し付けていたんですよ。

 人ができることっていうのは、人それぞれ異なることに気づいていなかったんです。

 自分ができているから誰でもできるだろうって!

 A君はA君の強みを活かすやり方をすべきだったのに、私の強みを押し付けていたんですよ。

 上司から言われたこの言葉がグサリときましてね。

 “イチローを松井秀喜の様に育てようとすれば凡人で終わってしまう!

 また、松井秀喜をイチローの様に育てようとすれば凡人で終わってしまう!”

 ・・・・・って、まさしく私がやってしまったことなんですよね。

 それとね、もう一つ失敗があるんです!」

ということで次回に続きます。

あなたは、無意識に部下を否定し続けてはいませんか?

助成金を使って研修ができます。
まずはこちらをご覧下さい。
【番外編】人材開発支援助成金とキャリアアップ助成金を活用して社員育成の研修を実施しよう! – YouTube

また、野外研修の販売代理店を随時募集しておりますので、興味のある方はメッセージを下さい。
synergy@bcc.bai.ne.jp


メルマガ登録はこちら!
https://i-magazine.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=shitomi4103&task=regist


社会人の青春!学校の紹介ページ
https://synergy-ark.com/lp/index.php

シナジーアークのホームページ
https://synergy-ark.com/

日本野外研修ワークショップ協会の、野外研修に少しでも興味があればご覧下さい!↓
https://www.youtube.com/watch?v=RWgIjVWczMY&feature=youtu.be&fbclid=IwAR0B8FF4n6kbGboT63TMTTIYHbJXb4n2Q2WnuBGmtzpIgUv9ukevPe7VzPQ

Facebook
友達申請お待ちしております。
一言メッセージを添えていただけるとすぐに承認致します。
https://www.facebook.com/shinsuke.shitomi

野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成

株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です