第11回 人を育てチームで業績を上げるリーダーとなれ!

「信用」と「信頼」のちがいは?

これまで、「信頼」というものがいかに大切であるのかを見てきました。

では、信頼されるとはどういう状態のことなのでしょうか?

「信頼」と似た言葉で、「信用」という言葉があります。

この意味のちがいを説明できますか?

様々な定義があると思いますが、広辞苑ではこの様に記載されています。

「信用」=信じて任用すること
「信頼」=信じて頼ること


信用は信じることで、信頼は信用した上で頼るという想いも加わるというニュアンスでしょうか?

「信用」=条件付き
「信頼」=条件なし


という捉え方もできますね。

お金を借りる時の信用は、定期的な収入があるとか担保があるということです。

それがあるので、信用を得てお金を貸してもらえるということです。

これは、条件を満たしているから信用してもらえるということです。

信頼というのは、そんな条件は満たしていないけれど信頼している状態です。

人として信頼しているということになります。

ただ、人として信頼できても、信用を元にお金を貸し出す銀行などからは借りることができないでしょう。

「信用」=社会的なもの
「信頼」=個人的なもの


とも言えるかもしれませんね。

また、別の角度から見てみましょう。

「信用」=過去の実績に対してのもの、確かなものと信じること
「信頼」=未来の実績に期待すること、信用して頼ること


例えば・・・・・ あなたが飲食店を始めたとしましょう。

そのためには食材を仕入れなければなりません。

初めて取引する食材の業者さんで、何の実績もないものですから、月締めでの仕入れはさせてもらえません。

すべてが現金払いになります。

理由は実績がなく信用がないからです。

そして、半年一年ときっちりと現金を用意し滞りなく支払いを続けている。

そうすることで、少しずつ信用を得ることができるのです。

そして業者さんが、「あなたはきっちりと現金で支払ってくれたので信用できます。」 こう思ってもらえた時が信用を得た時です。

過去の実績に対して得られるものです。

しかし、まだ信頼には達していません。

月締めにはならないのです。

「信用はしているけれど、現金で仕入れて下さいね!」と言われている状態です。

その信用は日々積み重ねられ、業者さんが未来を見て、未来の実績に期待してくれた時に信頼に変わるのです。

「この人なら月締めにしても、きっちりと支払いをしてくれるだろう。」 と思われた時が、信頼を得た時になります。

きっちりと支払ってくれるという、過去ではなく未来を見ての実績への期待が「信頼」というものなのです。

(つづく)

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