若手社長の組織作り

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。


今日は中堅企業の社長交代劇の物語です。

その会社は、新しく就任した30代の若手社長の統率の元、カリスマ的な経営がなされてきました。

経営は順調で、若手社長のカリスマ的影響はより強くなっていきました。

しかし、若手社長はトップダウン系の社長ではないのですが、全社員がその社長が取りそうな行動、言いそうな発言をする様になっていきました。

イズムみたいなものですね。

仮に若手社長の名前が猪木だとすると、猪木イズムというのができあがってしまったのです。

何かがあった時、猪木ならどうするか?

こんな時、猪木ならどんな発言をするのか?

そう考える様になったのです。

幸か不幸か若手社長が意見を言うと、全社員が右にならえという社風になってしまったのです。

しかし、そのおかげでスピードある決断とスピードある行動が取れてきたため、社長就任当時のドタバタ感を見事切り抜け、事業拡大を果たすことができたのも事実です。

けれど、若手社長はその状態を望んではいませんでした。

誰もが自分らしい意見を述べ、議論をし、みんなで一つの方向へ向って行くことを望んでいたのです。

そのため、会議で発言をすることを控える様になりました。

自分が発言すると、発言した内容に決まってしまうからです。

その次には、会議にも参加しない様にしたのです。

社員間で物事を決定できる様にするためです。

その結果、みんなが意見を言う風潮になってきました。

しかし・・・・・

また異なる風土ができあがってしまったのです。

その風土とは・・・・・

それは、“多数決”という風土です。

各々が自分の意見を言い合うのですが、最終的に決定するのは営業部長でもなく、社員全体ということになったのです。

この意見が一番多かったので、こう決まりました!というものです。

残念ながら、そこに責任感は生まれません。

使命感もありません。

全員がコミットしたわけではないので、やろうという意識も一部の社員だけになります。

この決定事項が失敗に終わった時には、誰かの責任ではなくみんなの責任です。

みんなの責任という事は、ある意味誰の責任でもないということでした。

そして、次に若手社長が取った行動は、社員の中から社長を選出することでした。

それにより、社員に責任感を持ってもらい、トップダウンでもなくカリスマでもない、全社員が自主的に行動するビジョナリー的な経営を目指したのです。

選出された社長は日々プレッシャーと責任と闘い、全社員は納得するまでとことんまで話し合い、全員が納得しコミットしていく組織に向かい始めました。

パチンコ業界内などでも、その様に選出された社長が増えてきている様ですね。

そういった方々が、新しい風を吹かしてくれるといいですね。

さて、あなたはどんな組織を作ろうと考えていますか?

野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成

株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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