チョコレートのゴディバから学ぶ
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
チョコレートで有名なゴディバジャパンの社長、ジェローム・シュシャン氏の言葉にとても共感したので、シェアしたいと思います。
社長であるジェローム・シュシャン氏は、弓道5段の腕前だそうです。
その弓道の精神とビジネスの精神で共通するところがあるそうです。
そして、こんな内容のお話をされていました。
「弓道は的を射抜く競技なのですが、“的に当てようとは思ってはいけない!”のです!
的を狙うと“気”が取られ緊張し、形がおかしくなって的に当たらなくなるのです。
的を意識するのではなく、正しい姿勢に集中するのです。
それを邪魔するものは「我」そのものです。
その「我」のない状態が「正射の心」です。
仕事においても同じです。
お客さんの声を聴く時には、そこに自分はいないのです。
ただ、お客様の話だけを聴く。
それが大切なのです。
しかし、会社では、“自分のメリットは何なのか?” “上司は何を考えているのだろうか?”など、お客様ではなく自分の立場や、上司の顔色を窺ってしまう。
残念ながら、その時にはお客様のことを考えていないのです。
的は必要なのですが、売ることを考えていると不自然なことがたくさん出てきます。
しかし、良い商品を作り正しい姿勢でいると、知らない内にお客さんが買いに来てくれるのです。
お客様に売るのではなく、お客様が買いに来てくれる。
その精神が必要であり、日本人は元々そういう精神の持ち主だったのです。
それがアメリカナイズされて、ノルマだとか、結果主義だとか、数字が大切だとか言われる様になって消えてしまったのです。
元々日本人が持っていた精神こそが、これからのビジネス界では必要なのです。」
といった内容の話でした。
売ろう!売ろう!とする工業型社会のビジネスモデルは崩壊を迎え、これからは一人ひとりの価値を創造していく感性型社会のビジネスモデルが主流になると言われています。
そんな中で、このジュローム・シュシャン氏の話は胸に突き刺さりました。
的に当てようと思わない!
ただ、正しい姿勢に集中する!
見習っていきたいと思いました。
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野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)