第83回 人を育てチームで業績を上げるリーダーとなれ!

<共感される人になれ>

理念のない人②

どんな小さな仕事でも、120%の力で手を抜かずに取り組んでいると、人生そのものが変わってきます。

私の知人の話です。

その人は、パチンコ店でアルバイトをしていました。

仕事をする時は、一生懸命に取り組んでいました。

お客さんとの会話も上手で、笑顔もさわやかで、心配りのできる素晴らしい仕事をしていました。

彼は学生だったのですが、卒業の時にそのパチンコ店に遊びに来ていた飲食店のオーナーにスカウトされて就職が決まったのです。

パチンコ店で一生懸命に働いていた結果、飲食店のオーナーに出会い人生が変わっていったのです。

その出会いは偶発的なものかもしれませんが、その偶発的な出会いを引き寄せる法則が、“今、現在に120%の力を注ぎ込む”ということなのです。

実は私も“理念のない人”タイプでした。

現在では組織作りや人財育成の支援をさせていただいています。

経営理念を策定したり、人事制度を見直したり、各種プロジェクトを立ち上げたりしていますが・・・・・

元々、私は人財育成のコンサルタントになろうという理念やビジョンを描いていたわけではありません。

勤務していた会社が大きくなってきたので、本社機能を作り統括的な経営をしていかなければならない。

そこで営業部を作り、企画部を作り・・・・・

人事部を作り、経営理念を策定し、人事制度を作り・・・・・

そういった取り組みやプロジェクトに携わってきました。

そういう組織作りにおける問題に対応し、人財育成のための研修をしたり仕組みを作ったり・・・・・

という状態になってきたのです。

叩き上げの現場タイプですので、本社って何するのよ?

人事部って何するのよ?

人財育成は部下がいたので、教育のための勉強はしていたけれど、そんな専門家ではないし・・・・・という感じでした。

(つづく)

野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成

株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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