＜やる気エネルギー「かい・えん・たい」を注入する人になれ＞

快感②

お客さんからいただく“快”は、普段の仕事ぶりの結果いただけるものなので、ここでは割愛します。

では、誰から“快”をもらうのか？

はい、リーダーである、あなたからです。

“快”とは・・・・・メンバーを褒める・・・・・というよりは、ねぎらうことです。

ねぎらいの気持ちを、きっちりとフィードバックで伝えることをするのです。

一般的に褒めるというのは、条件付きになってしまいがちです。

目標を達成したから・・・・・

優れたことをしたから・・・・・

チャレンジに成功したから・・・・・褒める！という感じです。

「褒める」の反対の言葉は「叱る」と言われますが、この「叱る」というものにも条件が存在します。

間違ったから・・・・・

嘘をついたから・・・・・

さぼったから・・・・・叱る！という感じです。

もちろん、愛情があってのことで、「褒める」「叱る」というテクニックの話ではありませんからね。

この「ねぎらう」という行為には、何の条件もありません。

あなたがそこにいてくれてありがとう！という感謝と、そのことに対する敬意の気持ちを表現するのが、「ねぎらう」ということなのです。

「ねぎらう」の反対の言葉は、「無視をする」ということです。

その「無視をする」の反対の言葉は「無視をしない」ということ。

いわゆる「存在承認」をするということなのです。

（つづく）

野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春！！野外研修と「スクールプロセス型」人財育成

株式会社シナジーアーク　代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会　西日本エリア統括兼関西支部長
蔀　晋輔（しとみ　しんすけ）