第41回 人を育てチームで業績を上げるリーダーとなれ!
<信頼される人になれ>
法則① 自分が自分の人生の主人公になる(自分に矢印を向ける)
これまで、「自分にフォーカスし、自分が主人公になろう!」そのために、「未来的視点で可能性のある方向を見よう!」という話をしてきました。
今回からは、「そして、その未来に見えた可能性を追求しよう!」という話です。
せっかく未来を見つめて、可能性のある方法を理解しても、人は「できない理由」を探してしまいます。
挑戦することが恐いから、失敗を避けて自分を守るための本能でもあります。
意識しないと、できない理由を探してしまうのです。
私もそうです。
以前、パチンコ店でお客さんと温泉旅行に行こうという企画のプロジェクトリーダーをしたことがあります。
その時にも、できない理由が頭に浮かんできました。
・パチンコ店は不特定多数のお客さんが来る。
・生命保険の様に個人契約をしている事業形態ならともかく、その日の気分で遊びに来るお客さんで、しかも名前も住所も知らない。
・そんなお客さんを対象に企画しても実現できるわけがない。
・また、自分は旅行に関しては素人で、添乗員などもしたこともない。
・参加募集をしても、誰も参加をするわけがない。
できない理由ばかりです。
できない理由をいくつ集めても、できる様になることはありません。
結果を言いますと、その後は実現のために全力を尽くし、約300名のお客さんを連れて旅行をすることができました。
ではなぜ実現できたのか?
答えは簡単です。
今、現在やれることに全力を尽くしたからです。
はっ?とお思いでしょうか?
実は、全力を尽くすと見えてくるものがあります。
実は「できない理由」というのは、5つしかないと言われます。
その5つに対して、働き掛ける質問をすればやれることが見えてくるのです。
まずは、できない理由は・・・・・次回に続きます。
(つづく)
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)