第51回 人を育てチームで業績を上げるリーダーとなれ!
5月30日(土)31日(日)に開催する合宿研修です。
“もう「苦手なんて言わせない!
楽しみながら育む「コミュニケーション能力」”
資料をダウンロードしていただき、お申し込み下さい。
https://synergy-ark.com/gassyuku1.pdf
<信頼される人になれ>
法則② 自分が仲間の人生の名脇役になる
(仲間の「大切なもの」を大切にする)
仲間の価値観①
仲間の大切にしなければならないものの一つは“価値観”です。
人は十人十色、様々な価値観を持っています。
インドアな行動に価値を見出す人もいれば、アウトドアな行動に価値を見出す人もいます。
体を動かすスポーツに価値を感じる人もいれば、何かの研究に価値を感じる人もいます。
行動することが価値の人もいれば、慎重に足元を固めることが価値の人もいます。
そして、多くの人が自分の価値観が最も正しいと思いがちです。
その正しいと思っている価値観を、無意識の内に人に押し付けているということが少なくありません。
しかも、それが正しい行為だと思って・・・・・
お互いの距離が近ければ近い程、それは強くなる傾向にある様です。
私もそうでしたが、例えば親子関係です。
母親は、世の中は学歴社会であり、受験戦争に勝ち残り一流大学を卒業し、大企業に勤めることが幸せな人生だという価値観を持っていました。
金銭的な裕福さを確保することによって、人生は素晴らしくなると思っていました。
そして、私は正反対。
どちらかというと中村雅俊主演の「俺たちの旅」の津村浩介(通称:カースケ)みたいなタイプでした。(若い人には分からないかもしれませんが・・・・・)
学歴がどうした?
大企業がどうした?
そんなことで人間の価値が決まるわけじゃない!
お金はあるにこしたことはないが、それが目的の人生なんてつまらない!
今日を精一杯生きるんだ!
未来のために今を犠牲にする様な生き方はしたくない!
夕日に向かって叫ぼう!
という感じでした。(笑)
後は想像がつくと思います。
勉強をしなさいと言う母親と、今を輝いて生きたいと言う息子のトラブルです。
その時に、無理矢理に自分の価値観を押し付けてくる母親が許せませんでした。
ただ、バブル期で経済成長期であった当時の母親の価値観は、決して間違っていたものではありません。
そういう価値観の世の中だったことも事実です。
今では時代は変わり、一流大学を卒業していても知識しかない人材は求められません。
合理的な発想をする人材よりも、オリジナリティあふれる発想をする人財が求められる世の中になりました。
大卒だから起業して成功するわけではなく、中卒でも才能があれば起業して成功するのです。
やっとそんな価値観の世の中になってきました。
母親の価値観と私の価値観。
〇二人とも自分が正しいと思っている
〇二人とも相手が間違っていると思っている
〇二人とも相手の価値観を変えようとしている
〇そのためにトラブルになり二人ともが傷付く
大切なのは、そんな相手の価値観を認めて、自分の価値観を押し付けないことなのですよね。
(つづく)
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)