第99回 人を育てチームで業績を上げるリーダーとなれ!
<意識の変容を促す仕組みを作る人になれ>
社会人の青春!
チーム作りの流れは・・・・・
まずは、リーダー自身が自己成長に努めることが大前提になります。
そして、部下から信頼されることと共感されることで、チームとして結束することができます。
そのチームで走るためには、“かい・えん・たい”が必要になります。
心のエネルギーですね。
そういう流れでチームを作っていくのですが、最後に必要なのは実際に走ることです。
それがなければ、チームを形成した意味がありません。
その走るということが、プロジェクト活動になります。
プロジェクトには、大きなものから小さなものまであります。
経営理念の策定・人事制度の策定・現場力強化・接遇強化・店内美化・・・・・
現場力強化プロジェクトを例に話を進めていきましょう。
全店舗からメンバーを選定し、全社的な取り組みとして行います。
その活動のプロセスが、人を育てるプロセスになります。
課題を解決しながら、人を育てるプロセスにするのです。
1.困難な課題が出現し、
2.その課題を解決すべくチームが結成されます。
3.挑戦を開始すると、
4.試練の日々が続きます。
5.その試練を乗り越え、目標を達成させることにより、
6.社内に多くの英雄が誕生し(人が育ち)、組織が活性化されるのです。
あなたはそのプロジェクト活動の中で、プロジェクトリーダーのメンターとしての動きが、非常に重要になってきます。
答えを与えるのではなく、答えまで導いていく立場です。
それらを、課題を解決しながら継続するということが、プラスのスパイラルそのものになるのです。
その活動には、学生時代の部活動と同じ人が育つ要素が詰め込まれています。
学生時代にこんな経験はりませんでしたか?
初めての経験・・・・・恋愛をした・・・・・失恋をした・・・・・傷心している時に友達に支えられて立ち直った・・・・・告白をして彼女ができ飛び上がる程喜んだ・・・・・部活動をした・・・・・試合に勝って達成感を味わった・・・・・試合に負けて悔し涙を流した・・・・・スランプに陥り退部しようかと迷った・・・・・葛藤が続いた・・・・・同じ部員に支えられた・・・・・挫けそうな部員の支えになることができた・・・・・などなど
そんな経験を積みながら、大人へと成長し卒業していったと思います。
社会人になっても人が育つ要素は同じです。
経験・・・・・挑戦・・・・・葛藤・・・・・挫折感・・・・・達成感・・・・・仲間からの支援・・・・・仲間への支援・・・・・などなど
それを社内において何度も経験していける仕組みを作る。
まさしく社会人の青春!ですね。
(つづく)
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)