欠けているところは相互支援で組織の活性化を!
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
人は欠けているものに目がいくものです。
普段道を歩いていても、アスファルトが正常だな~!とは思いませんが、穴が開いている所があれば、「何だ!これは!?」と視線がいきます。
スーパーに行っても、リンゴを見て丸くて正常だな~!なんて思うことはありませんが、かじった様な跡があれば「何で欠けているんだ!?」と思います。
これは人間を見ても同じです。
長所は探さないと見つけられないのに、短所はどんどん気づいてしまいます
その人の欠けているところにフォーカスするのではなく、欠けていないところにフォーカスすることが大切だと思います。
人は十人十色、百人百色ですから、お互いのちがいを承認し合い、相互に支援し合うことがチームにとって大切なことではないでしょうか?
私の所属している一般社団法人野外研修ワークショップ協会の総本山である“森と湖の楽園”のメンバーも同じです。
この楽園のメンバーが個性に満ち溢れています。
役者をしていた経歴の持ち主である代表理事を筆頭に、ダンスが好きで、常に体を動かしているスタッフ。
車が好きで、生まれ変わったなら車になりたいと思っているスタッフもいます。
細かい作業が得意な者もいれば、私の様に大雑把で「面白(おもろ)かったらええねん!」みたいな者もいます。
パソコンが得意な者に、トークが得意で営業に向いている者もいます。
それらのメンバーがお互いの足りないところを指摘し合っていると組織は崩壊してしまいます。
そういった個性を伸ばしつつ、足りないところはお互いに補完し合うこと。
それが組織の正常な状態だと思います。
焚火プログラムでのこんな会話が思い出されます。
「僕は喋るのが苦手だから、口数も少なくて意見も少なくて駄目だと分かっているんですけど・・・・・
どうしても、考え込んでしまって、なかなか意見がまとまらないんですよ!」
「確かに口数は多くはないけど、それだけ考えを深めてくれるから、たまに発言した時にハッとさせられることが多いよ。
意見が少ないって自分では思っているかもしれないけど、その意見の説得力は凄いんだから!」
「本当に!?」
「本当よ!」
みたいな会話でした。
それぞれの個性に応じた役割は必ずあります。
その姿勢さえ前向きなら、何も問題はないと思います。
そう、大切なのは姿勢だと思います。
自分も他人も、満たされているところを更に伸ばしていきましょう。
あなたは部下の個性を伸ばしていますか?
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)