第29回 人を育てチームで業績を上げるリーダーとなれ!
<信頼される人になれ>
法則① 自分が自分の人生の主人公になる(自分に矢印を向ける)
自分のことは棚に上げて!
自分が完璧になってから言おうと思っていると、永久に言える日はきません。
私たちは完璧になれないからです。
できる自分も、できない自分も・・・・・
優秀な自分も、駄目な自分も・・・・・
すべての自分を受け入れ、自分を責めることなく成長に努める。
それが大切な姿勢なのだと思います。
そして、自分のことを棚に上げて発言している時に、「今、自分は自分のことを棚に上げているな!」と感じて下さい。
その矛盾に気づいていれば、その矛盾の解消のためにあなたは成長を欲するはずですから。
欲するからまた、成長していけるのです。
さて、自分に矢印を向けなさいと言いながら、自分にばかり矢印を向けずに相手にも矢印を向けなさいと話しました。
そう言うと、学ぶ前と同じ状態になってしまう人がいます。
そうではないのです。
人間という生き物は、意識をしないと、自分ではなく相手に矢印を向けてしまう生き物です。
だから、常に自分に矢印を向けようと意識をして、丁度いいバランスで自分や相手を見つめることができるのだと思います。
実際の行動や発言のバランスが取れている人がいる。
けれど、心の中では常に、“自分に矢印を向けなければ!”と思い続けている。
思い続けているからこそ、バランスが取れているということなのかもしれません。
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)