エリア長になった時の失敗
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
私のエリア長時代の失敗談です。
それまでは店長として店舗の運営をしていました。
店舗数が増え本部機能を充実させるべくエリア分けをし、私は3店舗を統括するエリア長になったのです。
その中にある店舗の店長の行動が遅く、施策スケジュールもできていない状態でした。
そこで私が取った行動は、半ば強引にスケジュールを組み立て、作業の指示を出すことでした。
それにより店長のモチベーションは下がり、益々行動に移すことが遅くなってしまったのです。
その後、上司より店長の好きな様にさせようと指示を受け、口を出すことを止めたのです。
すると、私の感覚では遅い行動なのですが、少しずつ考えたことを実践する様になっていきました。
後々に話を聞くと、私が細かく指示を出し過ぎたので、「それなら、あなたが店長をすれば!」という気持ちだったそうです。
まあ、自分の考えが甘く、何も行動に移せていなかったことを認めた上ですが・・・・・
今、思い返せば、私は店長の失敗をして成長する機会を奪おうとしていたのですね。
これは店長からエリア長や本部長になった時に陥りがちな失敗です。
ひょっとすると、心当たりのある人もいるかもしれませんね。
口を出したくなる気持ちは分かりますが・・・・・出さない。
店長の意見を尊重し、許される失敗なら経験をさせて成長を促す。
思い返せば、自分も店長時代に数々の失敗を繰り返し、その経験で成長してきたのだと思います。
また、人は自分で(自分たちで)考えたものにしか、必死にならないものです。
指示を受けた時点で、その仕事は指示を出した人の仕事で、自分はそのサポートをしているという感覚になってしまいがちです。
自分事として取り組んでもらうためには、やはり権限と責任を揃えて手渡す必要がある様ですね。
また、上司の案よりレベルの低いものであったとしても、必死で取り組むことで改善され、より良くなっていくものです。
あなたの店舗は大丈夫でしょうか?
ダブル店長状態になって、権限と責任の所在がバラバラになっていませんか?
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)