第30回 人を育てチームで業績を上げるリーダーとなれ!
<信頼される人になれ>
法則① 自分が自分の人生の主人公になる(自分に矢印を向ける)
客観的視点(どうすれば自分にフォーカスできるのか?)
では、どうすれば自分に矢印を向ける、すなわち自分にフォーカスをしていくことができるのでしょうか?
自分にフォーカスをするためには、自分自身を客観的視点で見ることが大切になってきます。
それは自分を客観的に見るということとは少し異なります。
人というのは、なかなか自分のことを正確に客観的に見ることができませんからね。
辞書によると、客観的という意味は、
・特定の立場に捕らわれずに物事を考える様子
・主観を離れて、独立に存在すること
という意味になります。
別の表現をすると、客観的視点とは物事の受け取り方や行動を自分で選択する視点という感じです。
客観的視点ではないというのは、主観的視点になります。
主観的視点とは物事の受け取り方や行動を、外部の状況に決められてしまう視点になります。
言い換えれば、反射行動の様なものです。
目の前に虫が飛んできたから、考える間もなく反射的に目を閉じて手で振り払った。
その様に考える間もなく、感情的になったり行動をしてしまうことです。
例えば・・・・・
呼び捨てにされてムカッときた。
仕事の指摘を受けて腹が立った。
部下の態度が悪いのですぐに怒鳴った。
人事異動の内示を受けて嫌だと思った。
ピンチになった時に落ち込んでしまった。
という様な、周りに何かがあった時に、瞬間的に感じてしまう感情や起こしてしまう行動。
これが客観的視点になっていない状態、いわゆる主観的視点の状態です。
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)