感情の奥にあるもの
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
その感情の奥には望みがあります。
あの人に対してとても腹が立った。
その理由は、私の話をきちんと聞かなかったから。
その怒りの奥にある望みは、私の話をきちんと聞いてほしい!という望みです。
とても悲しい想いをしている。
その理由は、あの人に裏切られたから。
その悲しみの奥には、その人と手を取り合い支え合いながら、共に生きていきたい!という望みです。
野外研修においての焚火のプログラムの後では、多くの受講生の発言が、この感情の奥にある望みの言葉に変わる様です。
「A君は、もっと自分の意見を発言すべきだよ!」という言葉が、「A君も含めた仲間全員で、手を取り合って会社の課題に取り組みたいんだよ!」に。
「B君は、人の話を聞いてから考えた方が良いよ!」という言葉が、「B君にも私の意見を理解してもらって、一緒に考えていきたいよ!」に。
「もっと、仕事を頑張りなよ!」という言葉が、「一緒に目標を達成して喜びたいんだよ!」に。
仕事において、この感情面だけを伝えてしまいがちです。
感情を伝えられると、感情で返してしまうのが人間の様です。
夫婦でも同じですね。
売り言葉に買い言葉で喧嘩になってしまった!なんてことも、心当たりがあるのではないでしょうか?
特に身近になればなる程、感情的になってしまうものです。
感情で接するのが間違いという訳ではありません。
時には感情むき出しでぶつかることも必要かと思います。
ただ、自分の感情と向き合った時に、その奥にある望みを意識することも大切かと思いますよ。
そして、その感情ではなく望みを伝える!
さて、あなたが部下に対して腹を立てた時、その感情の奥にはどんな望みがあるのでしょうか?
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)