第69回 人を育てチームで業績を上げるリーダーとなれ!
<共感される人になれ>
自分を楽しめる人①
自分を楽しめる人というのは、楽しい状況だから楽しんでいるのではありません。
楽しい状況を楽しめるのは、誰にでもできます。
周りに共感されるレベルに楽しんでいる人は、いかなる状況でも楽しんでいます。
例えば、何か初めての取り組みをする時には、期待もあれば不安や恐怖もあります。
その不安や恐怖の中で、果たして自分はどこまでのことをやってのけるのか?
自分の行動を楽しんでいるのです。
苦しい状況下に置かれた時に、どうすればいいのか?と動きが止まってしまうのではなく、この状況下で自分はどうするのか?
自分はどんな行動を取り、どう乗り越えていくのか?
それを楽しんでいるのです。
自分が主演のドラマを、自分が視聴して楽しんでいる感じです。
自分自身を俯瞰して見て、冷静な判断を自分自身にさせ様と努めているのです。
自分のことも他人事の様に。
しかし、それは簡単なことではありません。
少しずれると、妄想的で無責任な人間になってしまう可能性もあります。
妄想的で無責任な人間は、現実問題に苦しむことはなく投げてしまう人間です。
そうではなく、現実問題に苦しみ悩みながら、その苦しみや悩みを自分がどう対処していくのかを楽しむことがポイントになります。
しかし、本人はその時点では楽しさを感じていないのかもしれません。
傍から見ていると楽しそうに見えていても、本人は楽しさなど意識していないのかもしれません。
自分のやれることを精一杯した後に、あれはあれで楽しかったと思えるのでしょう。
次回はエピソードを紹介したいと思います。
(つづく)
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)