第101回 人を育てチームで業績を上げるリーダーとなれ!
<意識の変容を促す仕組みを作る人になれ>
【プロジェクト始動:②ヒーロー育成プログラム】
では、この怪獣映画のストーリーを、プロジェクト活動に当てはめていきたいと思います。
『ある社員が、普通に仕事をして過ごしていたある日。
会社から、現場力を強化するためのプロジェクトを始動すると告げられます。
その社員は他の社員と同じ様に、何をするのだろう?と他人事に思っていると・・・・・
ある上司がやって来て「お前がプロジェクトメンバーだ!」と告げられます。
社員は戸惑ってしまうのですが、活動の趣旨やスケジュールの説明をされます。
全社的なプロジェクト活動に、何をして良いのか分かりません。
選ばれた人たちが集まり、話し合いの中で色んなものが決まってきます。
ちょっとできそうな気がして、現場に戻ります。
どうせやるのなら、ちょっと頑張ってやってみようかな?と思っていると、次々と問題が浮上してきます。
そこからはピンチピンチの繰り返し。
試練に次ぐ試練。
その中で、メンターであるプロジェクトリーダーや他のメンバーから助言をもらいます。
そして、任期まで自分の責任を果たし、上手くいかなかったこともありましたが、いくつかの目標を達成し、社内的にねぎらわれヒーローとなるのです。
任期を終え、2期生にバトンを渡す社員は、試練を乗り越え、多くの経験から学びと気づきを得ています。
自分と同じ試練に立ち向かう2期生のメンターとして、大きく成長しているのでした。』
という感じです。
すべてがこの通りにはなりませんが、『試練を乗り越え、多くの経験から学びと気づきを得ています。』という部分は、全員が共通するのです。
社会人の青春ですね!
(つづく)
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)