迷惑を掛け合おう
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
「人に迷惑を掛けてはいけない!」
多くの日本人がその様に教育されてきました。
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部下が前向きに一生懸命に取り組んだ結果、上司であるあなたに迷惑が掛かったとします。
その時にあなたは、上司に迷惑を掛ける部下は駄目!となりますか?
ならないのではないでしょうか?
逆に、「迷惑になるから!」と相談がないこと、助けを求めてくれないことの方が淋しいのではないでしょうか?
私は、父親にこの様に教えられてきました。
「人に迷惑を掛けてもいい。
人は生きているだけで、人に迷惑を掛けているものだから。
ただ、お前なら構わないよ!と言ってくれる友を持ちなさい。」
と・・・・・
結果、人に迷惑を掛け続ける人生を歩んでしまいましたが!(笑)
また、ドイツではこの様に教えられるそうですよ。
「お前は人に迷惑を掛けている。
迷惑を掛けているのだから、人に迷惑を掛けられても、相手のことを許してあげなさい。」
助け合いましょう!
そんな気持ちが伝わってきます。
人に迷惑を掛けないというのは・・・・・
自分は迷惑を掛けないので、あなたも私に迷惑を掛けないで!というニュアンスを感じてしまいます。
この迷惑というのは、夜中に大声を出して騒ぐとか、車で無謀な運転をすることではないですよ。
当然ですよね。
自分勝手に生きるということではありません。
チームなら・・・・・
お互いに迷惑を掛け合いませんか?
ここが苦手なんだけど、手伝ってもらえないかな?
ここで困っているんだけど、助けてもらえないかな?
お互いにね。
日本語で「すみません!(すいません!)」という言葉があります。
道を尋ねる時など、相手を呼び掛ける時に「すみません!(すいません!)」と言います。
これは、「これからあなたに迷惑をお掛けしますが、すみませんね~!」という意味です。
これから迷惑を掛けます。
先に謝っておきます。
で、お願いします!ということなんですね。
なので、チームなら、お互い最初に「すみません!(すいません!)」の精神で助け合う方が良いと思っています。
あなたのチームは、お互いに迷惑を掛け合いながら、助け合っていますでしょうか?
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)