おはようございます。

社会人の青春！　蔀（しとみ）晋輔です。

以前、リニューアルオープンを控えたパチンコ店がありました。

そのオープン前の現場研修で、チームビルディング研修をさせてもらいました。

そこでこんな話を聞きました。

未経験者の新人アルバイトスタッフが、ホールでパニックになりながら働いていると、お客様とこんな会話をしたそうです。

「兄ちゃん！あんまり見ん顔やな！

　新人さんか？」

「はい！」

「ここのスタッフは元気がいいからな！

　兄ちゃんも負けん様に頑張りや！」

「はい！頑張ります！」

「なんか分からんことがあったら、聞きにおいでや！」

「はい、よろしくお願いします！」

その新人アルバイトスタッフは、お客さんがそんなことを話し掛けてくれるのに驚き、そういう店を作っているのが凄い！と感じたそうです。

「お客さんが多いというのが納得できました！」

と話しているのを聞いて、私も昔のことを思い出したのです。

私が店長として赴任してきた店舗でのエピソードです。

「おお！兄ちゃんが新しい店長さんか？」

「はい、そうです！

　よろしくお願いします。」

「〇〇店長はどこに行ったんや？」

「〇〇店に異動になったんですよ！」

「そうか！

　あの店長は、昔はペーペーのヒラ社員やってんけどな！

　昔はよう指導したったもんやで！

　それが主任になって、店長になってな！」

「そうですか！」

「わしが育てた様なもんやで！

　ガハハハハ！

　今の主任もそうやけどな！

　主任は気の小さいとこがあるから、店長！あんまりきつく怒ったらあかんで！」

「そうなんですか！？分かりました！」

と、年配の男性のお客さんが話していたかと思うと・・・・・

年配の女性のお客さんが、

「いや！新しい店長さん！？

　前の店長の〇〇君は私が色々教えてあげてね！

　それで出世してね！

　今は立派になったやろ！」

「そうですね！」

「お兄ちゃんにも色々教えてあげるからね！」

「是非、お願いします！」

「きついことも言うかもしれんけど、私はこの店のためを思って言うてるから、ちゃんと聞いてね！」

「それはもちろんです！」

と話をしに来てくれました。

これって凄いことだと思いませんか？

お客さんがその店のスタッフの教育をする立場になって、一緒に店作りをしてくれているのです。

そこまでお客さんにファンになってもらえれば、恐いものなしだと思いましたよ。

あなたの店舗のお客さんは、店舗のファンになってスタッフ教育をしてくれていますか？

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野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春！！野外研修と「スクールプロセス型」人財育成

株式会社シナジーアーク　代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会　西日本エリア統括兼関西支部長
蔀　晋輔（しとみ　しんすけ）