自分が大嫌いは自分が大好き?

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。

野外研修の焚火のプログラムでの一コマです。

受講生の一人が、自分自身が嫌いで嫌いでどうしようもないということでした。

仲間から様々なアドバイスや意見も出ていました。

私は少し離れて見ていたのですが・・・・・

その受講生は、どうも理想の自分と現実の自分を見比べている様でした。

理想の自分を描き、そこに足りない現実の自分を責めている感じです。

どこまでも心が広く、どこまでも優しい理想の自分がいて、そこまで心が広くなく感情的になってしまう自分、そこまで人に優しくできない自分がいて、そんな自分を責めている感じです。

「あなたは、どうしてそんなに心が狭いの!?」

「あなたは、どうして人に優しくできないの!?」

と自分を責めているのです。

可哀そうだな・・・・・責められている自分が可哀そうだな・・・・・罪のない自分が可哀そうだな・・・・・何とかしてあげたいけどな・・・・・ここで口を出すとよくないしな・・・・・なんて思ったりしていました。

本当はその受講生・・・・・自分のことが大好きなのかもしれません。

自分のことが嫌いな人というのは、本当は自分のことが大好きなんだと言われることがあります。

ただ、心に描いている空想の自分と、現実にそこにある自分自身をごちゃ混ぜにしてしまっているのです。

私もそんな経験がありました。

自分を認められない時があったのです。

何を認められないかというと、理想の自分、こうありたいという自分とのギャップです。

理想の自分ですからね。

現実の自分が勝てるわけはないのです。

私の場合は、もう勝とうが負けようがどうでもいいや!と肩の力を抜いた時に、理想の自分が消えていきました。

理想の自分が消えると、不思議なことに認められない自分もいなくなっていたのです。

若い頃に持っていた劣等感。

それもどうでもいい話になり、劣等感というものも無くなっていきました。

代わりに生まれてきた想いは、“自分は自分らしく!”というものでした。

勝ったとか負けたとか、優れているとか劣っているとか、誰かや何かと比較したものではなく、良いも悪いもなく、正しいも間違いもない“自分らしさ”というものです。

その受講生に言葉で説明しても、現段階では分からないと思います。

ただ、彼の周りにいる仲間。

仲間が投げかける彼への言葉。

それらを聞いていると、今は自分のことが嫌いでも、「うん!彼なら大丈夫!」

もっと自分自身を大切にできる様になる日が来る!と思えたのでした。

あなたは自分のことを、大切にしてあげていますか?

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野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成

株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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