自己変容の軌跡vol.3

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。

私の小学生時代を一言で言えば、母親から評価・批判をされていた時代です。

言葉を変えると認めてもらえなかった時代、受け入れてもらえなかった時代とも言えます。

歌を歌うと、

「あんたはほんま歌が下手で音痴や!声が大きいだけで音程も合ってない!」

と言われ・・・・・

運動神経は鈍かったのですが、本人も自覚しているのに、

「あんたはほんま運動音痴や!足も遅いし野球も下手やし!」

と言われ・・・・・

小学高学年の時には太っていたので、三段腹になっている体形を笑われ・・・・・

お風呂も入らず、歯も磨くことが少なかったので臭いと言われ・・・・・(これは自分が悪いのですが・・・・・汗)

絵は得意で先生に褒められ自信を持っていたのですが、

「あんたの絵はそのまま描いているだけで個性がない!

 個性がないから面白くない!」

と、言われていました。

そんな中、日常的に母親を恨んでいたわけではないのですが、小学生時代にはコンプレックスの塊になってしまっていました。

前回もお話ししましたが、この幼少期の経験が私の子育てに大きく影響を与えています。

子どもが歌を歌っていれば、

「上手!上手!もっと腹から声を出したら、もっと良くなるぞ!」

と言い・・・・・

体育が苦手と言ってきた時には、

「得意不得意があって当然!お前は絵も上手いし字も上手やからそれでええ!」

と言っています。

話を戻します。

コンプレックスの塊になっている私は、幸いだったのは根暗ではなかったことです。

そんなコンプレックスを抱きながらも、「目立ちたい」「評価されたい」という気持ちがありました。

母親に認めてもらえていないので(実際は認めていなかったわけではなく、日々の私への発言が私にそう思わせていたのですが・・・・・)、友達には認めてもらおうと思っていたのかもしれません。

一生懸命にギャグを考えたり、笑わそうとしていました・・・・・が、まだ、そのギャグを言うのは恥ずかしい!という状態でした。

高学年になってから、やっと恥ずかしさよりも目立ちたいという気持ちが勝る様になって、発表会などでは友達と一緒に講堂のステージに立って漫才をしたりする様になりました。

今思えば、自己顕示欲を満たしたかったのでしょう。

何かをすることによって讃えられることにより、自分の心を満たしたかったのだと思います。

潜在意識の中に、「自分には価値がない」「自分は人に好かれない」という闇があったからです。

(つづく)


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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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