たかがシフト作成、されどシフト作成
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
あなたの店舗では、誰がスタッフのシフトを作成していますか?
小さな飲食店では、店長が作成しているところもありますね。
パチンコ店などは主任クラスが作成しているケースも多々ある様です。
従業員のヒアリングなどをさせていただくと、このシフト作成に対する不平・不満が少なくありません。
「〇〇主任のシフトには愛を感じないんですよ!」
なんて訴える一般社員の方がいたこともありました。
でも、この一般社員の方の気持ちはよく分かります。
スタッフの出勤のローテーションを組むのですが、そこに愛情が込められているのか?
単にパズルゲームの様にスタッフをはめ込んでいるだけなのか?
シフトを組まれる側にはよく見えるのです。
パズルとして組んだ場合には、遅出の翌日が早出というケース・・・・・遅出の次が公休日で公休日明けが早出・・・・・なんていうケースが多くなっていたりします。
「もっとスタッフのことを考えてよ~!」という声が聞こえてきそうですね。
スタッフのことを考えて、できるだけ無理のないシフトにしたい。
私生活も充実してほしいと思いながら組むと、なかなか頭を抱えることも増えてきてしまうのも事実ですね。
スタッフのプライベートの状況まで把握しながら組んでいくと・・・・・
・つき合っている彼(彼女)の仕事の休みが火曜日だから、できるだけ火曜日は休みにしてあげたい
・親が入院をしているので、夜は病院に行ける様に早出を多くしてあげたい。
もしくは、昼間の方が動きやすいのなら遅出を多くしてあげたい。
その他に、友達とコンサートに行くので・・・・・
家族旅行に行くので・・・・・
なんて、公休日の希望も出てきます。
しかし、そういったものを可能な限り叶えてあげているからこそ、シフトが回らず厳しい時に協力してくれるというのもあります。
また、全スタッフを平等に出勤させたいと、全員を同じ出勤日数にしてクレームをもらっていた主任もいました。
「たくさん出勤したいと思っているのに、なぜ、一生懸命働いているスタッフとサボりがちなスタッフと同じ出勤日数なんですか!」というクレームです。
シフトは平等ではなく公平に組むべきだと思いますね。
スタッフの貢献度合いによって、出勤日数が異なって当然だと思います。
また、なぜ、そういう日数のちがいになっているのか?
当事者にも面談でしっかりと伝えていく必要がありますね。
たかがシフト作成ですが、されどシフト作成です。
こんなところで不平・不満を生まないために、しっかりと愛情を込めてもらいたいと思います。
あなたのお店のシフトには、愛情が込められていますか?
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)