おはようございます。

社会人の青春！　蔀（しとみ）晋輔です。

コップの中の泥水を綺麗な水にしていくこと。

これが組織改革ですね。

じゃあ、どんな方法で綺麗な水にしていきましょうか？

すべての水を入れ替えますか？

よくあるパターンかもしれませんね。

人材の総入れ替え・・・・・

結果は以前と同じ結果を招き、綺麗な水も泥水となってしまう。

ありがちですね。

泥水の原因が人そのものにあった訳ではなかったのです。

では、泥水をそっとしておくのはどうでしょうか？

静かにしていると泥は沈み、綺麗な水へとなっていきます。

臭いものに蓋をするという感じでしょうか？

見て見ぬ振りをするパターンですね。

これはいつの日か問題が起きるでしょう。

しかも、より大きな問題となって・・・・・

では、どうすれば良いのでしょうか？

私は少しずつ綺麗な水を入れ続けるしかないと思っています。

真っ黒な泥水が少しずつ薄くなっていく。

少しずつ綺麗な水を入れ続けることで、やがては綺麗な水となる。

組織も業績も一気に変わることはないのです。

少しずつ少しずつ、やるべきことを一つ一つ積み重ねることでしか成らないのです。

経営者は“我慢”が必要なのでしょう。

綺麗な水というのは、研修をすることでもあります。

プロジェクトを立ち上げて推進することでもあります。

新しい人財を投入することでもあります。

新卒採用を始めて、１０年掛けて組織改革をした企業もあります。

古い体質から脱却するために、新しいものを生み出す人財を育てようと、新卒の１期生から教育体制を整えていきました。

１０期生の採用の時には、１期生は３２歳と店長クラスへと成長しています。

そこまでくると古い体質が払拭されて、新しい企業組織と生まれ変わっていったのでした。

と、そんな簡単にスムーズに組織改革が進んだわけではありませんが・・・・・汗

一気に水を入れ替えるのではなく！

また泥が沈むのを静かに待っているのでもなく！

少しずつ綺麗な水を入れるという活動をしていく。

組織改革とはそういうものなのかもしれません。

あなたの会社組織の改革は進んでいますか？

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株式会社シナジーアーク　代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会　西日本エリア統括兼関西支部長
蔀　晋輔（しとみ　しんすけ）