社員研修ブログ(530号)それぞれの合格点

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。

“人にはそれぞれ異なる合格点がある!

それを、一律に合格点を決めると人潰しにつながる!”

私が上司として、部下全員に高い合格点を求めていた頃に、上司からアドバイスしてもらったことです。

例えば、腕立て伏せで例えましょう。

A君は学生時代から空手をしており体力自慢です。

B君は理系で、運動よりは何かの研究をするのが得意です。

そして、腕立て伏せという業務がありました。

合格点は100回です。

A君は必死に頑張り、腕がパンパンになりながら100回することができました。

合格です。

B君は3回の時点で限界に近づきました。

必死に頑張り、腕がパンパンになりながら10回はできました。

しかし不合格です。

B君には、なぜ?できないのだ!?

もっと、根性を出すんだ!というフィードバックを繰り返します。

B君が成長する可能性はどれくらいでしょうか?

頑張り具合は、A君もB君も同じなのです。

必死になっているという、精神的なラインは同じなのです。

私は、その業務に関しての合格点は、A君は100回でB君は10回でいいと思うのです。

B君は、次に11回を目指しましょう!という感じです。

仕事でも、そういう面があると思います。

同じレベルでも、

・お前はもっとできるやろ~!

という人と、

・お前がここまでできたらOKや!

という人がいるのではないでしょうか?

そのちがいが、役職のちがいになるのかもしれませんが・・・・・

部下を成長させるためには、各々の力量にあった期待値を定める方が、効率がいい様に思います。

最近は身体障がい者や知的障がい者と接する機会が多く、そういう想いが強くなってきている様です。

若い頃は、“実力主義だ!”と鼻息荒く部下に接していました。

なので能力を発揮する前に去って行った部下もいます。

正直「ごめん!」と謝りたい気持ちもありますよ!汗

今なら、もっと能力を発揮させる自信はあるのに~!汗

あなたは大きな心で部下の成長を見守っていますか?

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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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