社員研修ブログ(565号)自分の常識は他人の非常識
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
あなたは自分の会社の、あるいは自分の店舗の常識を疑ったことがありますか?
私が起業した頃の話になりますが・・・・・
こんなパチンコ店がありました。
あなたの店舗には社員連絡帳はありますか?
ノートなのか?
日報の様なものなのか?
あるいはパソコンでの掲示板の様なものなのか?
形態は様々だと思いますが、きっとあると思います・・・・・
そのパチンコ店にはそれが無かったのです。
びっくりしましたよ。
おまけに、社員は早出と遅出で固定されていたのです。
早出の社員はずっと早出で、遅出の社員もこれまたずっと遅出です。
報告や連絡は思い出した時にするだけで、引き継ぎもありません。
もっと大きく言うと、コミュニケーションがまったく取れていない状態だったのです。
でも、それが普通の日常で違和感もなく過ごしていたのです・・・・・
そのため、細かいオペレーションの指示が、早出の社員と遅出の社員で内容が異なっていたりしたのです。
アルバイトスタッフも戸惑い、お客さんへの対応でも不平等が出てきたりしていました。
台トラブルでのサービス玉は、早出では1玉なのに遅出では3玉だったり・・・・・(今はこのサービス玉も無くなりましたね・・・・・)
パンクした時も、早出では補償はあるが遅出ではない・・・・・という様な感じでした。(今はパンクすることも無くなりましたね・・・・・時代を感じます・・・・・)
昼と夜で、まったく別のパチンコ店になっていたのです。
中出スタッフは大変でした。
早出の時間帯は早出のルール。
遅出の時間帯は遅出のルール。
そんなハチャメチャな状態でした。
今ですか?
はい、コロナ禍以前のとうの昔に撤退しています。
撤退して当然ですよね。
業績も落ちて当然だと思います。
しかし、その組織体の中にいると、おかしいことが“当然”だと思う様になります。
その会社や店舗では常識となっている習慣があります。
その習慣は、他の人から見ると非常識なものかもしれません。
だから、第三者の視点からの指摘が必要なのかもしれませんね。
あなたのその当然と思っている行動・・・・・
他の人から見るとおかしいのかもしれません。
一度、自分たちを鑑みて確認する必要があるかもしれませんね。
あなたは、時に自分の常識を疑っていますか?
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)