社員研修ブログ(761号)知識と言動が一致していますか?

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。

その社員は悩んでいました。

そして、上司である主任に相談をすることにしました。

ところが、悩みを上手く伝えることができませんでした。

「○○○に不満がある訳ではないんですが・・・・・

 でも、○○○に納得していないところもありまして・・・・・

 A君がそういうことを言ったので・・・・・

 私は気にしなかったのですが・・・・・」

気持ちを伝えようとした言葉が、きちっとした文章にならなかったのです。

そして、主任の発した言葉は、

「相談しに来るんやったら、もっと要点をまとめてから来い!」

という叱りの言葉だったのです。

その社員は、他のスタッフとの人間関係で悩んでおり、主任に間に入ってもらって話し合いをしたかったのですが・・・・・

主任は冷たくはねつけてしまったのでした。

その社員は、要点をまとめられるのなら、そんなに悩んだりしなかったのかもしれません。

要点が分からないから、悩んでいたのです。

その社員は、二度と主任に相談をすることはありませんでした。

その主任とは、私の若かりし頃の姿です。

何もかもを、自分の物差しで測っていた時代です。

自分ができるのだから、部下もできるはず。

自分が相談をする時は要点をまとめて話すことができたので、そのスタッフもできるだろう。

できるはず。

できなければならない。

そんな捉え方をしていたんですね。

自分が簡単にできることが、その人にとっては難しくてできないことがあります。

逆に、その人は簡単にしているのに、私には複雑過ぎて理解すらできない。

そんなこともあります。

今回はそれすら気づいていない時代の話です。

その後、そういったことを学び、知識としては頭に入っています。

では、現在はそれを理解した上での言動が取れているのか?

というと、取れていないこともあります・・・・・汗

50歳を過ぎても、まだまだ成長の途中の様です。

あなたは、知識と言動が一致していますか?


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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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