社員研修ブログ(838号)問題解決の罠
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
10年以上前の話です。
とある社長の経験談です。
その社長は私のブログの読者でした。
元々は理工学部出身で、メーカーで製品開発に携わっていました。
父親が社長としてサービス業を営んでいました。
その父親が病気になってしまったために、30歳で事業を継承することになったのです。
ところが、その会社では人間関係に問題があり、ホウレンソウもまともにできず業務効率がよくありませんでした。
新任の社長はその問題を解決するために、人間関係に問題があるそもそもの原因は何なのか?
それを、追求していったそうです。
その原因が分かれば、改善できると思っていたのです。
ところが、原因を突き詰めれば突き詰める程、新たな問題が増え続け、人間関係は益々悪くなってしまったのです。
原因追求が犯人探しの様になってしまい、退職する人も出てきてしまったのです。
そんな時に私のブログがヒントになったと言ってくれました。
人財育成に携わっている人なら、もう当たり前に分かっている内容だと思いますが、当時のブログ内容を引用しますね。
以下引用
目標を掲げ、達成できなかった時に、
「なぜ達成できなかったのか?」
ではなく。
「どうすれば達成できるのか?」
「そのためにやれることは何なのか?」
という切り口で話し合ってみて下さい。
部下に、
「なぜ達成できなかったのか?」
と問い詰めれば、
環境のせい・・・・
メンバーのせい・・・・・
自分のせい・・・・・
で、発展的な意見が出てこないことが多いです。
達成できなかったことを、正当化する方向に、向かいがちになってしまいます。
目線は過去を見るのではなく、未来を見据えて!
これから、
「どうすれば達成できるのか?」
「そのためにやれることは何なのか?」
を話し合ってみて下さい。
きっと、建設的な意見が出てくると思います。
引用終わり
そして、その社長はこう言っていました。
「機械製品を開発する場合は、問題の追求が大切なので、当たり前の様にそれを応用していたんですけど・・・・・
人間の問題は当てはまらないことの方が多いですね。
過去を見るよりも、未来を見る方が大切だとブログを読んで気づきました。」
ブログを書く側として、こんな嬉しいことはありません。
あなたは未来を見つめていますか?
(ちなみに、過去の原因追求は必要がないということではありませんので!)
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)