社員研修ブログ（９３９号）その理由は・・・・・？その２

おはようございます。

社会人の青春！　蔀（しとみ）晋輔です。

前回は野外研修でのペアウォークでの出来事を書きました。

前回の記事はこちらです！

私は不思議でなりませんでした。

なぜ、もっと効率良くできないのか？

そんなに一歩ずつ誘導するのはなぜなのか？

しかも、すべてのペアがそうしているのが不思議でなりませんでした。

そして、あることに気づいたのです。

入社3年目の若手社員たちは、介護士や保育士であることに！

そうなんです。

介護福祉の会社の若手社員たちだったのです。

ペアウォークで誘導する相手は、同僚ではなく施設の利用者さんなのです。

足の不自由な人もいます。

本当に目の見えない人もいるのかもしれません。

そんな障害を抱える方たちを誘導する時は、スピードよりも安全が第一です。

一歩一歩、確実に歩きながら、どんな風景が見えるのか？

どんな道を歩いているのかを伝えていたのです。

また、保育士の方にとっては小さな子どもなんです。

ヨチヨチ歩いている子を、優しく誘導しているのです。

それに気づいた時に、目頭が熱くなってしまいました。

この子たちはプロなんだ！

就職して3年ですが、日々の業務の中で、立派なプロフェッショナルに成長していたんだ！

その日々の取り組み姿勢が、このプログラムに映し出されたんだ！

そう思うと感動してしまったのです。

プログラム後の移動の時に、引率で来られていた人事担当者（男性）にその話をすると・・・・・

「そうなんですね！

　ありがとうございます！

　すみませんが、あの子たちにその話をしてあげて下さい！

あの子たちを褒めてあげて下さい！

よろしくお願いします！」

と言っていただきました。

研修の最後にその話をし、その後に人事担当者の方から締めの言葉をいただきました。

この二日間の彼ら、彼女らの変容と、3年間の成長を感じて、声を詰まらせながらの熱いメッセージの言葉でした。

私が介護される状態になったとしたなら、この会社の施設でお世話になりたいと本気で思いましたよ。

あなたの部下はプロへと成長していますか？

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