社員研修ブログ(998号)銀の雨
お待たせ致しました!
松や ま千春でございます!
先週はな、吉田松陰の話をしてな、人生はピンチから開けていくんだ!みたいな話をしたな。
本当にそう思うんだ。
でな、その中でな夢を持つことが大切だと思うわな。
そして、その夢を叶えるために、志を持って生きていくことが、より大切なんだと思うわけよ。
夢と志
この2つを武器にして、生きていってもらいたいわな。
でさあ、お前たち知ってたか?
日本がな震災にあった時な・・・・・
阪神大震災の時なんかはな、ポーランドがな、一番最初に支援に動き出してくれたんだって!
義援金もあればよ、震災後の子どもたちの支援とかな、様々な支援をしてくれたらしい。
知らなかっただろ?
実は、それには理由があってな・・・・・
今から、75年前の話よ。
ロシアからの独立運動でな、捕まったポーランド人の流刑地がな、シベリアだったんだ。
1919年にな、ポーランドはロシアから独立したんだけどな、その時にも十数万人のポーランド人が投獄されていたんだ。
投獄された人々はな、飢えと病気と極寒のシベリアだべさ。
そらあ、厳しく苦しい生活を送っていたんだな。
特にな、親を失った子どもたちよ。
もう、想像できるだろ?
ポーランドもな、せめて、この子どもたちだけでも、国に連れ戻したいと思っていたわけよ。
シベリア鉄道に乗せてよ・・・・・
でもな、翌年には、再びロシアとの戦争が始まってな、この孤児たちをな、鉄道に乗せて送り出すことができなかったんだ。
ポーランドはな、欧米諸国にお願いしたんだ。
「あの置き去りになった子どもたちを、何とか送り届けてもらえないでしょうか?」
とな・・・・・でもな、政治的な問題もあってか、すべて断られるんだな。
それでよ、その頃、全く国交の無かった日本にな、お願いしたんだ。
もう頼める国が日本しかなかったんだな。
藁をもすがる心境だったんだな。
しかもな、その要請はな、ポーランド政府ではなくて、一民間機関からのものだったんだ。
日本はな、日露戦争が終わって間もない時でな、お金もなかったんだけどな。
「人道上の理由から、この要請を受け入れる!」
ってな、決断してな、その2週間後にはな、シベリアの孤児たちはな、日本行きの船に乗っていたんだ。
合計、765人の孤児たちを、我々の先人達は助け出したわけだ。
でもな、観光旅行に行っているんじゃないからな、その間も大変だったらしい。
腸チフスっていう伝染病にかかっていた子どもをな、必死に看病していた看護婦がな感染してしまって・・・・・
それでも、看病をしながら・・・・・でも・・・・・殉職してしまったんだな。
命懸けでよ!
その子どもたちを救いに旅立っていたんだな!
日本船の船長もな、船の中で毎晩な、ベットを見て回ってな、毛布をしっかり首までかけてあげてな!
一人ひとり、頭を撫でてな、回っていたんだな。
子どもたちはな、その手のぬくもりが忘れられない!ってな、思っていたんだな!
ある孤児はな、全身怪我をしていてな、もうミイラの様に白い布に包まれていたんだって!
でな、その布の隙間からな、看護婦がな、鼻先にキスをしてくれてな、頭をを撫でてもらったのがうれしくてな、涙が止まらなかったらしいぞ!
それが、生きる勇気になったんだって!
そらあな、自分の肉親が殺害された幼い子どもたちがな・・・・・
傷付いて、疲れ果てた子どもがな、久し振りに触れた人のぬくもりだからな・・・・・
でな、施設に入った時もな、みんな、実の子の様にな、迎え入れてくれたんだって!
日本で待っていた人たちがな、涙を流しながら子どもたちを抱きしめてよ!
持ってきた衣服は、すぐに消毒してあげてさ!
新しい着物なんかにはな、ポケット一杯の飴やお菓子を入れてな!
プレゼントしてさ!
慰問に来た日本人からも、頭を撫でられて、お小遣いなんかももらったりしてな!
その孤児たちは、本当にうれしかったらしい!
日本にいたのは、3ヶ月だけだったんだ!
でもな、この3ヶ月がな、孤児たちにとっては、本当に天国の様な3ヶ月間だったんだな。
ポーランドに戻る時もな、施設で教えてもらった日本の歌を歌ったりしながらな、涙を流しながらさ・・・・・
お別れしたんだ。
その日本から受けた恩をよ、その子どもの世代から孫の世代へも、受け継がれていたんだな。
そして、それから75年後よ!
阪神大震災が起こったわけだ!
ポーランドの動きは早かった!
義援金も救助支援も、その後の親を失った子どもたちへの支援も!
親を亡くした子どもたちは、ポーランドの各地に招かれたりもしたんだな。
でな、そんな日本の子どもたちにな、シベリア孤児の救済の話をする老人の姿があったんだ。
そう、75年前に助けられた孤児だったその老人はな、日本に恩返しをしたくてな、歩くのもままならない状態なのにな、子どもたちに伝えるためにやって来てくれたんだ!
そしてな、日本の歌をな・・・・・75年前に教えてもらった日本の歌を忘れずに覚えていてな、日本語で日本の子どもたとと一緒に歌ってくれたらしい!
75年前の日本人が、地球の反対側にあるシベリアから、孤児達たちを救出し、慈しんだ「大和魂」に・・・・・
恩を忘れていなかったポーランド魂が恩返しをしたんだな!
これは人財育成のためのブログなのか?という内容になってしまったけどな!
ナハッ!
少し長くなり過ぎたので、次回にまたぐとするか!
では、休憩の前にこの曲を歌わせていただきます。
“銀の雨”という曲です。
こちらは本物の松山千春で“銀の雨”です。
(40) 松山千春 銀の雨 「 LIVE映像 歌詞付き 」 – YouTube
休憩!
助成金を使って研修ができます。
まずはこちらをご覧下さい。
【番外編】人材開発支援助成金とキャリアアップ助成金を活用して社員育成の研修を実施しよう! – YouTube
また、野外研修の販売代理店を随時募集しておりますので、興味のある方はメッセージを下さい。
synergy@bcc.bai.ne.jp
メルマガ登録はこちら!
https://i-magazine.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=shitomi4103&task=regist
電子書籍 「緊急指令!チームで目標を達成せよ!」¥100の購入はこちら!
https://www.amazon.co.jp/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E6%8C%87%E4%BB%A4%EF%BC%81%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%A7%E7%9B%AE%E6%A8%99%E3%82%92%E9%81%94%E6%88%90%E3%81%9B%E3%82%88%EF%BC%81-%E8%94%80-%E6%99%8B%E8%BC%94-ebook/dp/B08YPH2W96/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E8%94%80%E6%99%8B%E8%BC%94&qid=1615799370&sr=8-1&fbclid=IwAR1Ca6A7qh_oTMQcs7z_SIOwzru_y7hI68VxwWnKZTfIqSiqH0Ni6r32j_o#detailBullets_feature_div
社会人の青春!学校の紹介ページ
https://synergy-ark.com/lp/index.php
シナジーアークのホームページ
https://synergy-ark.com/
日本野外研修ワークショップ協会の、野外研修に少しでも興味があればご覧下さい!↓
https://www.youtube.com/watch?v=RWgIjVWczMY&feature=youtu.be&fbclid=IwAR0B8FF4n6kbGboT63TMTTIYHbJXb4n2Q2WnuBGmtzpIgUv9ukevPe7VzPQ
Facebook
友達申請お待ちしております。
一言メッセージを添えていただけるとすぐに承認致します。
https://www.facebook.com/shinsuke.shitomi
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)