おはようございます。

社会人の青春！　蔀（しとみ）晋輔です。

社長の仕事は我慢すること！

「　“忍耐”　ですわ！

　人が育つのも忍耐ですわ。

　教育をしたからと言って、今日・明日に成長が見えるわけではないですかね。

　３年、５年と経って、初めてこいつは成長したな！なんて思えるんですから。

　店を見て回るとね。

　やはり、社長ですから、細かいことに気づくわけですよ。

　入口の看板についているホコリだとか！

　表情のよくない新人スタッフだとか！

　トイレを探しているお客さんに気づかないスタッフだとか！

　破れて放置されているポスターだとか！

　日が短くなってきているのに、ネオンのスイッチを入れるのが遅いだとか！

　その度にね・・・・・

　看板のホコリをふけ！

　あのスタッフに笑顔の指導をしろ！

　スタッフに、トイレを探しているお客さんに気づく様に教育しろ！

　ポスターを貼り変えろ！

　早くネオンのスイッチを入れろ！

　ってね、言いたくなるんですよ。

　昔はね、言っていましたよ。

　言えば言う程、従業員のモチベーションが下がっていきましたからね。

　それは、その現象に対しての働き掛けでしかありませんから。

　本当はもっと本質的なところに働き掛けないといけませんからね。

　この本質的なところに働き掛けるのが、社員教育ですから・・・・・

　そんなすぐに成長が見えないんですよ。

　だから、忍耐が必要になってくるんです。

　現象的なことだけに働き掛けていては、社員は成長しませんからね。

　子どもの着替えや食事を、親がずっと手伝っている様なもんです。

　なぜ、服を着替えるのか？

　なぜ、食事をするのか？

　それを教えながら、

　どうやって服を着替えるのか？

　どうやって食事をするのか？

　それを学んでもらわないと、いつまで経っても一人で何もすることができないままになってしまいますからね。」

そんな話を、とある社長としていました。

そんな社員が成長し、その仕組みが組織の風土になれば、次は風土が社員を育ててくれます。

その最初の風土作り、風土改革というものが大変なのです。

まさしく　“忍耐”　が必要になります。

あなたは耐え忍んでいますか？

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株式会社シナジーアーク　代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会　西日本エリア統括兼関西支部長
蔀　晋輔（しとみ　しんすけ）