おはようございます。

社会人の青春！　蔀（しとみ）晋輔です。

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ある会の集まりで、とある居酒屋ＢＡＲで親睦会が開催されました。

参加者は４０名くらいだったでしょうか。

その居酒屋ＢＡＲのオーナーもその会の一員です。

バイキング形式で、ドリンクはバーカウンターでもらうのです。

そのバーカウンターのドリンク係のスタッフは、まだまだ新人で手つきもぎこちない感じでした。

けれど、一生懸命に対応しているので悪いイメージはありません。

ちょっとした会話もしてくれて好感度は高かったのです。

しかし、私たちが離れると・・・・・オーナーから指摘を受けているのです。

ドリンクを出す段取りやドリンクの量です。

私が焼酎の濃い目をお願いして作ってもらったのも、「ワンドリンクのアルコールの量は決まっているので、それを守りなさい！」ということだったのです。

また、そのオーナーはホールを巡回している時に、イライラしているオーラを出しながらしかめっ面で歩いているのです。

各テーブルの下げるお皿やゴミなどの回収が、段取り良くこなされていなかったのでしょう。

それをまた、きつい口調でスタッフに指示を出しているのです。

「なぜ、こんなこともできないのか！

　もっと、シャキシャキと動け！」

と頭の上の吹き出しに出ている感じでした。

お客である私たちからすれば、スタッフの動きや対応に関して不快感はまったくないのです。

そして、そのオーナーが私たちのテーブルに来て言うのです・・・・・

「すみません！できの悪いスタッフばかりで！

　ちゃんと教育していきますので！

　不快な思いをさせてしまってすみません！」

私たちは唖然としてしまったのです。

「スタッフたちに不快な思いはこれっぽっちもしていませんよ。

　不快なのは、一生懸命に私たちに対応してくれているスタッフを見て、自分と同じレベルでできていないからといって、イライラしながらしかめっ面で歩いているここのオーナーですよ。

　ドリンク係のスタッフも、まだまだ不慣れかもしれませんが、一生懸命に対応してくれて気持ちのいい青年ですよ。

　それをお客が離れてすぐにイライラしながら指摘をしているのを見る方が気分は悪いですよ！」

というのを、私たちのテーブルのメンバーで優し～く！お伝えしました。

部下であるスタッフのスキルアップを願っているのでしょう。

しかし、オーナーとして見えるスタッフと、お客さんから見えるスタッフには乖離があったのです。

また、スタッフを指導している自分の姿も見えていなかったのですね。

あなたは自分の姿を客観的に見られる様に努めていますか？

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株式会社シナジーアーク　代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会　西日本エリア統括兼関西支部長
蔀　晋輔（しとみ　しんすけ）