社員研修ブログ(1216号)動脈硬化気味の組織②
前回の「動脈硬化気味の組織①」はこちら!
前回、組織には経営における側面として、
〇経営の効率性
〇顧客との親睦性
〇商品の革新性
と上記3つの文化があるとお話ししました。
その3つの文化が社内や店舗内において衝突し、組織の動脈硬化を引き起こしていることがあります。
それは、3つの文化によって、矛盾を引き起こしてしまうからなのです。
例えば・・・・・
顧客との親睦性を重視すると、お客さん一人ひとりに対応していくので、経営の効率化は悪くなります。
あるパチンコ店のミーティングでこんな会話がなされました。
社員A
「現在、閉店作業を閉店の1時間以上前に始めています。
それを見て、落ち着かないからと帰られるお客さんがいます。
また、残って最後まで遊んでくれているお客さんへの接客ができません。
ランプで呼ばれても、対応が遅くなります。
なので、閉店作業はお客さんがいなくなってからすることにしませんか?
きっちりと、遅くまで残ったお客さんを、お見送りするべきだと思うんです!」
社員B
「その気持ちは分かるけど・・・・・
でも、そうすると、スタッフの帰りが遅くなってしまう。
遅くなると女性もいて危険だし、人件費も上がってしまうよ。
そこは接客よりも、効率的に動いた方がいいんじゃないか?」
で、答えは出ずにオペレーションは現状のまま・・・・・
これが組織に変化がない状態。
いわゆる組織の動脈硬化気味の状態ですね。
他にも様々な矛盾があります。
商品の革新性を重視していくと、新規客の獲得につながるかもしれない。
しかし、既存のお客さんの声を重視する顧客の親睦性と矛盾し、既存客が離れていくかもしれない。
ファミリー向けに飲食店を経営していたが業績が落ちてきた。
そこで仕事帰りのサラリーマン向けの店にしようと思うが、それをすると、今まで来てくれていたファミリー層が来なくなる可能性が高い。
そして・・・・・何もしない。
これが、個人で決断できる小さな組織ならまだましですが、組織が大きくなればなる程、決断をする部署や人が不明確になり、現状のまま・・・・・何も変わらず・・・・・動脈硬化が進行する・・・・・ということになってしまいます。
大企業病と言えるかもしれませんね。
終身雇用制の時代は、お互いにつき合いが長く、気心が知れていたので、じっくりと話し合いながら着地点を見出していたそうです。
今回は、この部分は目をつむるので、君の考えを優先しよう!
今回は、効率は悪くなっても良いので、親睦を大切にしよう!
みたいな感じですね。
しかし、現在は転職組も多く、人と人とのつながりも昔よりも希薄になってきているため、十分なすり合わせもできずにそのままにされる。
ということがあると聞きます。
この3つの文化が、部署毎に分かれると余計に複雑になります。
本社と現場の隔たりなどは、それが原因の一つであったりします。
あなたの所属する組織が、現状のまま何も変わらない。
変化、進化が止まっていると感じるならば、そんな切り口から組織を見てみればどうでしょうか?
何か、原因が分かるかもしれませんよ。
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蔀 晋輔(しとみ しんすけ)