ご意見箱へのメッセージ

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。

パチンコ店で、“ご意見箱”なるものを設置している店舗もあると思います。

お客さんとのコミュニケーションを図り、お客さんの要望を聞いて、それに対応していこう・・・・・・という想いで始めるのがほとんどだと思います。

けれど、ふたを開けてお客様の意見を読んでみると・・・・・

・なんだ!この釘は!!ぼったくり店め!二度と来るか!

・スタッフは、男は無愛想で女はブスばかり!

・設定1専門店め!どこまで客をいじめる気や!ボケ!

という様なものが多く入っているのが現実ではないでしょうか?

そんな中でも、

・トイレの匂いがひどいので何とかして下さい。

・入口のドアが重たくて、入るのに苦労します。
 自動ドアにしてほしいとは言いませんが、もう少し軽くなりませんか?

・スタッフの○○君のユニフォームが汚れています。
 会社から指導してあげた方が良いと思います。

といった、店舗側に不備な点を指摘していただけることもあります。

ある店舗では、そのご意見に対して改善を行ない続けました。

また、そのご意見への返事を手書きで記入し、ホール内の壁に設けられた掲示板に貼り出すことを続けていました。

それを継続することにより、素敵なメッセージが届いたのです。

“いつも楽しく遊ばせていただいています。

 私はパチンコが好きで、休みの日には必ずと言っていい程、○○店に遊びに来ています。

 残念ながら、平日は仕事で来られないのです。

 ○○店に通い始めて、もう10年くらいになります。

 ここのスタッフはみんな優しくて、いつも笑顔で接してくれるので大好きです。

 一生懸命に働いている姿を見て、私も頑張ろう!って思えるのです。

 いつも勇気をもらっています。

 ありがとうございます。

 でも、残念なことに急な転勤が決まり、もう遊びに来れなくなってしまいました・・・・・

 とても、淋しい気持ちです。

 私は新しい土地で、頑張っていこうと思っています。

 ○○店の皆様も、今まで通り素敵な笑顔で頑張って下さいね。

 私も負けずに頑張っていきます。

 今まで本当にお世話になりました。

 また、帰京の際には遊びに来ます。

 ありがとうございました。”

というメッセージでした。

このメッセージをもらうために、数えきれないイタズラやクレームの意見を読んでいたのかもしれませんね。

スタッフたちはこのメッセージを見て、すぐに誰からのメッセージか分かったそうです。

土日によく来られる30代の女性のお客さんでした。

そして、益々笑顔で頑張っていくエネルギーを、心の中に注入されたのでした。


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野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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