愛着障害
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
最近【愛着障害】というものがあると知り少し勉強をしました。
私自身、両親との関係性で現在の性格に反映されているところがあると思っていたからです。
幼少期は両親からの愛情の偏りはなかったのですが、少年期からは夫婦喧嘩や親子喧嘩(母親vs8つ上の兄)が毎日の様に繰り広げられ・・・・・
青年期には母親と兄に受け入れられることがありませんでした。
詳細は省きますが、母親と兄は良かれと思い頑なに自分たちの価値観を押し付けてきたので、親子・兄弟の確執というものがありました。
母親と兄からは常に批判され続けていました。
そのため現在の私は・・・・・
自分でありながら、自分ではない感覚になります。
自分はロボットで、本当の自分は目という2つの窓から外を見て、そのロボットを操作している感覚です。
そのため、人が取れない行動を平気で取ることができたり、人から嫌われることに恐怖心もないのです。
また、人を受け入れようという気持ちが強く、受け入れ過ぎてしまう傾向もあります。
ただ、幼少期は愛情に包まれて育っているためか、精神的には充実してドッシリと安定しています。
そんな影響を受けている自分ですので、受講生など、人を見る時にもそんな角度で見ることがあります。
意に沿わないことがあると拗ねたり怒ったりする人を見ると、幼少期に拗ねたり怒ったりすると親が構ってくれたんだろうな・・・・・
同じ様に泣いたりする人を見ると、泣くと親が構ってくれたんだろうな・・・・・
褒めてもらうために働いている人を見ると、人よりも秀でた時にしか褒めてもらえなかったんだろうな・・・・・
みたいな感じです。
少しだけこの【愛着障害】をシェアしますね。
子どもに構わない親の元で育つと、子どもは自分の心を封じ込めて、親密な人間関係を避ける様になります。
これを【回避型の愛着スタイル】というそうです。
逆に子どもに過干渉な親の元で育つと、子どもは親の顔色を見る様になり、人に嫌われていないか?と人の目というか、人からの評価に敏感になります。
これを【不安型の愛着スタイル】というそうです。
で、しっかりと愛情に包まれた子供は、明るく元気な【安定型の愛着スタイル】になります。
そういった様々なスタイルが入り混じっているのが愛着障害なのです。
社員教育や人財育成を突き詰めていくと、幼児教育に辿り着いてしまいます。
社会人になってからは、その人を幼児に戻すことはできないので、心の中で幼児期に戻って心の中を紐解いていくという作業が必要なのかもしれません。
そこまでできなくても、部下へのフィードバックの時にそれを心得ていると、今までとは異なる視点で話し合いができます。
その部下の言動はどこから来ているのか?
その根幹に働き掛けるのが大切ですよね。
あなたの部下へのフィードバックは、その根幹に働き掛けていますか?
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野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)