野外研修のアンカリング効果
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
以前、人事担当者より「野外研修はアンカリング効果が高いですね!」と言われたことがあります。
アンカリングの解釈は多々ある様ですが・・・・・
ここでは、何かを見たり聞いたりした時に野外研修での出来事を思い出すということです。
ある曲を聴くと、昔につき合っていた恋人を思い出すとか・・・・・
滑り台を見ると、子どもで幼かった頃を思い出すとか・・・・・
そういうものですね。
その会社では、研修終了時に、研修で使っていたバンダナに寄せ書きをしました。
ロッカーにそのバンダナをくくり付けているそうなのですが、それを見ると野外研修のことを・・・・・そこで仲間と語り合ったことなどを思い出すそうです。
なので、一緒に受講した仲間たちは異なる部署で働いているのですが、壁にぶち当たりつまずきそうな時には連絡を取り合って、お互いに励ましたり励まされたりしているそうです。
時には飲みにも行っているそうです。
おかげで離職率が減少したと言われ、とても嬉しく思いました。
そのチームでは研修のディスカッションの時に、こんな言葉が出てきていました。
“八方塞がりの時は上が空いている!”
という言葉です。
なので、行き詰まった時にはお互いに・・・・・
「こんな時は、上を見るんや!
八方塞がりの時は?」
全員で「上を見る!」
と合言葉の様になっているそうです。
そんな感じでメンタル的にも良い状態を保てているんですね。
話は少し逸れますが、信頼関係を構築する方法は2つのパターンがあると言われています。
一つは、長い年月をかけることです。
いわゆる、“長いつき合い”というものですね。
もう一つは・・・・・
“共通体験をする!”
ということです。
共通の体験をすることで、“同じ釜の飯を食った仲間”になるんですね。
野外研修はプログラムを始め、すべてにおいて共通体験ができる様になっています。
その場での泣き笑い。
嬉しかったことや悔しかったこと。
そういったことを共に体験する魔法の二日間と言えるかもしれませんね。
あなたには、共通体験をした仲間たちがいますか?
また、あなたの部下には、そういった仲間たちがいますか?
日本野外研修ワークショップ協会の、野外研修に少しでも興味があればご覧下さい!↓
https://www.youtube.com/watch?v=RWgIjVWczMY&feature=youtu.be&fbclid=IwAR0B8FF4n6kbGboT63TMTTIYHbJXb4n2Q2WnuBGmtzpIgUv9ukevPe7VzPQ
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)