“知識”と“スキル”よりも“徳”と“考え方”
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
とある飲食店に少し頼りない店長がいました。
店長職といえば、現場のリーダーですよね。
しっかりしていて、判断力があって、メンバーを叱ったり励ましたり、リーダーシップを発揮して・・・・・
というイメージを抱くと思います。
しかし、その店長は少し頼りない面があるのです。
大切なことを忘れていたり、しっかりとした芯があるわけでもなく、グイグイ引っ張っていくリーダー的なタイプではありません。
部下から間違いを指摘されると、謝罪をしてその間違いを修正します。
「ゴメンちゃい!」と・・・・・
自分で判断できない課題があった場合には、部下の意見を聞きに行きます。
「これ、どうしたらええと思う?」と・・・・・
部下を叱ることはなく、部下を褒めることしかしません。
「○○君はみんなをまとめるのが得意やから、頼りにしてるんやで!」と・・・・・
クレーマーが理不尽な言い掛かりをつけてきた時には、体育会系の主任が対応し店長を前面に出すことはありません。
まったくリーダーとしては、頼りない感じなのです。
そして、社長は彼をこう評価していました。
「あいつは頼りないんですけど、あいつがリーダーという立場になると、現場がまとまるんですよね。
部下がね、あいつをカバーして助けたいと思うんですよ。
不思議な魅力があるやつなんですよね!」と。
そして、部下たちはこう評価しているのです。
「店長のことが好きなんで、協力したいと思ってしまうだけなんですよ。
しっかりしているとか、頭がキレて優秀やとか、そんなのはどうでも良いんです!」と。
その理由を聞くと、
スタッフが寝坊をした時に、車で迎えに行ったり・・・・・
バンドをしているスタッフが、ライヴを開催した時には観に行ったり・・・・・
スタッフの誕生日には、ケーキを買ってきてお祝いをしたり・・・・・
スタッフの家族が入院した時には、お見舞いに行ったり・・・・・
スタッフが車の事故(軽い接触事故)にあって当日欠勤の連絡をした時に、すぐにその事故現場に来てくれたり・・・・・
スタッフが彼女に振られた時に、失恋パーティーを開催したり・・・・・
そんな、人間的な魅力あふれる店長だから!だそうです。
また、それが計算ではなく、ごく自然に行なっているから!だそうです。
トップリーダーは、“徳”と“考え方”で選ばないといけない!と聞いたことがあります。
“知識”や“スキル”だけで選ぶと、組織全体が間違った方向に行ってしまうと。
様々なタイプのリーダーがいて良いんだと思います。
決まりきったタイプではなく、それぞれのタイプのリーダーを目指していきましょう。
あなたはどんなタイプのリーダーですか?
社会人の青春!学校の紹介ページが完成しましたので、是非ともご覧下さい。
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日本野外研修ワークショップ協会の、野外研修に少しでも興味があればご覧下さい!↓
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)