自己変容の軌跡Vol.2

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。

小学校に入学しても、人見知りで恥ずかしがり屋でした。

自分から友達を作ろうとするのも苦手でした。

友達になりたい!

そう思うこともありませんでした。

一人で過ごす時間も好きな子どもでした。

そんな私のことを、母親は周りにこの様に言っていました。

「晋輔には友達がいない!

 友達がいないから、一人で遊んでばかりいる!」

その会話を私が聞いていないと思っていたのでしょうか?

私はその横にいるのに・・・・・

それとも、子どもだから会話の意味が分からないと思っていたのでしょうか?

小学生になれば、十二分に一つの人格を持っているものです。

母親はそれに気づかなかったのでしょう。

そして、私が悪さをすると・・・・・

「そんなことをするから友達ができんのや!」

という言葉でした。

母親として子どものことを心配しての発言だったのでしょう。

しかし、子どもであった私は深く傷ついていたのです。

そして潜在意識の中に、

「自分は価値のない人間なんだ!」

「自分は人から好かれないんだ!」

というものが刷り込まれていったのでしょう。

思春期にはそれがコンプレックスになってしまいました。

そんな幼少期の経験が、私に大きな影響を与え子育てにも影響を与えています。

親にされた逆のことをしてしまっているのです。

何もなくても子どもをハグして、

「お前は大切なチチの子どもなんやぞ~!(我が家の子どもたちは親のことをパパ・ママやお父さん・お母さんではなく、チチ・ハハと呼んでいます。)

 生きてるだけで価値があるんやぞ~!」

と言ったり・・・・・

「無理に人に好かれる必要はないからな!

 気に入らん子やったら友達になる必要もないから!

 無理につき合わんでも、中学・高校と行く内に自然と友達はできるから!」

と、そんなことを言う親になっています。

幼少期は愛に溢れた時代を過ごしてきましたが、小学生に入った頃から親の評価・批判というものが入り、親に対しての反抗心が芽生えだしていたのです。

(つづく)


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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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