第14回 人を育てチームで業績を上げるリーダーとなれ!

<信頼される人になれ>

ラポール形成の法則に対しての姿勢②

前回からの続きになります。

例えば、手にペンを持って前へ突き出します。

手を開いてペンを手放すと、ペンは床へ落ちます。

試してみなくとも分かると思います。

重力が働いて下に落ちるのです。

そういう法則があります。

その法則はどこでも作用します。

私の家では落ちたのに、あなたの家では落ちないということはありません。

大阪では落ちたのに東京では落ちないということもありません。

この世の中のどこにいても落ちます。

そして、いつでも作用します。

昨日は落ちたのに、今日は落ちないということはありません。

子供の頃は落ちていたのに、大人になってからは落ちないということもありません。

昭和であろうと平成であろうと令和であろうと、いつの時代も落ちます。

次に、どんなものにも作用します。

ペンは落ちたのに、ノートは落ちないということはありません。

ペンもノートも、消しゴムも靴もカバンも、すべての物体は落ちます。

そしてその法則は、私たちの力では止めることはできません。

落ちてくる物体を手で止めることはできます。

そうではなく、落ちるという法則を止めることはできないのです。

それが法則というものです。

しかし、その法則というものは、私たちが活用することができるのです。

例えば、ドリンクの自動販売機がそうです。

お金を入れてボタンを押すと、落ちるという法則を活用してドリンクが出てきます。

パチンコもそうです。

パチンコ玉を弾き飛ばすと盤面をコロコロと転がって落ちてきます。

スタートチャッカーに入ってデジタルが回り、数字が揃えばフィーバー!というゲーム性は、落ちるという法則が活用されています。

ジェットコースターや急流すべりなども、その法則を活用してのアミューズメントの機械になります。

そういう法則が人間同士の間にも存在するということです。

それがラポール形成の法則です。

次回はその法則にどう対峙するのか?のお話をします。

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