人財畑の人財を育てる
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
キリンビールの社長である磯崎功典さんが、テレビでこんな話をしていました。
とても共感したのでシェアします。
みかん畑の手入れをしながら・・・・・
「(みかんの木の枝を)古いから切ると大失敗することがある。
若いから良いというものではない。
人事も同じ。
(みかんは)全部品種がちがう。
全部同じ種類だと駄目な時には全部が駄目になる。
(みかんの育て方の)理屈は全部頭に入っているけど、理屈通りにはいかない。」
といった感じで、みかんを育てるのと人事は同じだと話しておられました。
会社員として旬な年齢は30代~40代というイメージがあります。
自分が50歳を過ぎると、「そんなこともないよな~」なんて感じる様になってきました。
50・60・70代でも現役で、エネルギッシュに活躍している方も多くいます。
飲食店やパチンコ店などのサービス業でも、昔は店長と言えば50代の方が多かった様な気がします。
それが30年くらい前あたりから、20・30代の店長が増えていったのではないでしょうか?
私もその内の一人でした。
しかし、企業によっては「50歳からが奥の深い仕事ができる年代!」として、若者たちを牽引する立場として第一線で働いているところもあります。
ベンチャー企業でも、様々な経験を積み長年のノウハウを持っている年配者を集めているところもある様ですね。
今後は雇用制度が契約制度に代わり、定年退職という言葉も死語となり、誰もが働ける間は働く様になるのかもしれませんね。
これも企業によりますが・・・・・
オーナー社長が好むタイプの社員ばかりを採用しているところもあれば、様々なタイプの考え方をする社員を積極的に採用しているところもあります。
楽観的で即行動に移すタイプの社員ばかりだと、詰めが甘く見落としがあるために失敗をするかもしれません。
保守的で行動に移す前に十二分に吟味をするタイプの社員ばかりだと、タイミングを逃して行動に移すことができずに失敗をするかもしれません。
みかん畑と同じで、企業の人財も同じタイプばかりでは発展を遂げられないのかもしれませんね。
まあ、同じタイプばかりの方が居心地が良くて楽ですけどね・・・・・汗
また、セオリーは分かっているけれど、セオリー通りにいかないのも人事と同じなのでしょう。
理屈ではない出来事が起こるのが現実です。
それでも美味しいみかんを育てるために、日々試行錯誤をしながら畑の手入れをしていく。
これまた人事と同じですね。
あなたは人財畑の人財を育てるために、試行錯誤していますか?
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)