おはようございます。

社会人の青春！　蔀（しとみ）晋輔です。

人が人を変えることはできません。

人財育成という日本語はおかしいのかもしれません。

人が人を育成することなどできないからです。

“人財支援”という表現の方が適切なのかもしれません。

育つか？育たないか？

それを決めるのは本人だからです。

子どももそうです。

子どもを育てているつもりになってはいけません。

子どもは育つものです。

親はその支援をすることしかできないのです。

支援をしながら、じっと子どもを見守る。

子どもよりも少し高い場所に立って育つのを見守る。

だから、親という字は“木の上に立って（子どもを）見る”と書くんですね。

子どもは親の言う通りには育たない。

子どもは親のしている通りに育つ。

そんな言葉もあります。

部下教育も同じですね。

自分自身の生き方！

それが大切なんだと思います。

単なる会社内だけの役割である役職名の力を借りて、何を偉そうに言っても部下はこちらを向いてくれません。

あなたの生き方が重要なのです。

「なんだ！

　部下を育てるって、自分を育てるところからしか始められないんですね！」

ある主任の言葉です。

その通りです。

あなたが育つ姿を見て部下は育つのです。

自分が変わるのを恐れ、自分を防御しながら部下を育てようとしていると・・・・・

「部下に能力がないから！」

最終的には、その言葉で自分を守ろうとしてしまいます。

この発言をしている人は要注意です。

ありのままの優秀ではない自分の一面を認めることから逃げている可能性があります。

人財育成というのは奥の深いものです。

自分が成長せずに人財育成など不可能です。

“学ぶことをやめた時、教えることもやめなければならない！”

そう自戒しています。

あなたは自分自身を育成していますか？

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株式会社シナジーアーク　代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会　西日本エリア統括兼関西支部長
蔀　晋輔（しとみ　しんすけ）