社員研修ブログ（６６８号）従業員から、企画提案がたくさん出る風土

おはようございます。

社会人の青春！　蔀（しとみ）晋輔です。

Ａ店長が運営するパチンコ店では、従業員から様々な企画や意見が提案されていました。

・開店時のお客さんの入場方法について

・ＳＮＳでの発信する情報の内容について

・閉店作業の段取りについて

・マイク放送の文面の内容について

・賞品イベントの企画について

そんな提案事項が、壁に貼られた模造紙の上に貼り付けられていました。

・即実行（準備中）

・一ヶ月後に実行（準備中）

・もうひとひねり

・長期的に実行（タイミング待ち）

の項目に分けられて貼り付けられていました。

「なぜ、こんなにたくさんの提案があるんですか？」

という質問をしたのですが・・・・・

「いや～、よく分からなくて～！

　気がつくと、みんな色んなことを提案してくれる様になっていたんですよ～！」

という返事だったのですが、話を聴いているとうなずくことばかりでした。

・まずは、提案してくれたことに感謝の気持ちを伝えていました。

　どんな提案内容でも、提案してくれたことに「ありがとう！」とお礼を言っていたのです。

・次に、どんな内容の提案でも机の上に広げて、話し合いを行っていました。

　現状のオペレーションを改善したいという提案が不採用になった場合でも、なぜ、現状のオペレーションになったのか？

　その流れや事情を全員で共有して、提案内容に工夫のできる余地があるのなら再検討し、ないのなら納得の上での保留事案としていました。

・また、一見くだらないと思う様な企画でも、他の要素と組み合わせて企画内容の質が上がることもありました。

　どんなレベルの企画も受容する雰囲気ができあがっていたのです。

Ａ店長は、そういったことを無意識にしていたのでしょうね。

それについて、

「だって、せっかく考えて良かれと思って提案しているのに、軽くあしらわれたら嫌じゃないですか～！

　理由も分からず却下されたり、何の返事もないと、もう提案するのも考えるのも“や～め～た～！”ってなるでしょ。

　そんな店にはしたくないと思っていただけですね。」

ということでした。

あなたの店では、従業員からたくさんの意見や企画が提案されていますか？

その中に、ダイヤの原石が混ざっているかもしれませんよ。

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